RaN306 地球人はどこにいるのか
(60)病気の99%は体の中の毒による?
Where is the earthian?
(60)Are 99% of diseases caused by the poisons in the body?

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 (59)「新しい宇宙創造説」の「最初の世代」とは、「プレアデス+地球をひらく鍵」の「時間の守り手」のことか? の「あとがき」で私は、「プレアデス+地球をひらく鍵」[1] で語られている「ゲームマスター」が「文明全体の青写真を、腕のいい職人から乞食にいたるまですべて創造」したということが、まさに、「マイケルからのメッセージ」[2] で語られている、さまざまなオーバーリーフの設定のことと、強く結びついていることを示唆しましたので、今回のリーフページRaN306…(60)…では、「マイケルからのメッセージ」[2] について説明してゆくのが「筋」なのですが、ここのところ、かなり「重い」内容のリーフページとなっていますので、このあたりで一度、もうすこし「軽く」読めるものを挟んでおこうと考えました。
 これは、このリーフページを読み続けてこられている方への配慮もあるかもしれませんが、どちらかというと、自分自身の気分転換という意味合いのほうが強いのかもしれません。

 「バシャール スドウゲンキ」

 「軽い」と言ったら、やはり、この本、「バシャール スドウゲンキ」[3] のことが思い浮かびました(失礼かな)。
 内容はしっかりとしたもので、もちろん「重厚なもの」ですが、須藤元気さんの「軽い合いの手」と、ときどきバシャールに「……」という沈黙で非難されているにもかかわらず、「隙あらば」なんとしても「切れのよいジョーク」を挟んでやろうという意図が感じられ、とても読みやすい本となっています。このようなコンセプトは、ぜひ、見習っておく必要があります。
 「バシャール スドウゲンキ」[3] は森の図書館から借りた本でした。返却日までにはまだ一週間ありましたが、これ以外の本につけてあった紙の付箋は、ほとんど外してあったということと、新たな本を何冊か借りたいと思って、そのリスト表がそろそろ手ごろな数になってきましたので、「バシャール スドウゲンキ」[3] を返却するため、そこにまだ貼りつけてある付箋のところの、いろいろなテーマについて、このリーフページで利用できる「メモ」を残しておくことにしました。
 その中で、やはり、ここのところの「須藤元気さんのジョーク」は、彼の「一本」あるいは「合わせ技の一本」となるところですから、ぜひ、紹介しておくべきだと考えました。

 病気の99%は体の中の毒によるものです

 このあと少し、「バシャール スドウゲンキ」[3] から構成した「メモ」を引用します。◇は「:」の代用記号です。質問者の内容と、回答者の内容とは、別の色で表示します。黒が私による「地の文」ということになります。

須藤 ◇ 今、地球全体で新しい病気が増えているのですが、これは温暖化などの気候変動と関係があるのですか。
バシャール ◇ いいえ、病気の99%は体の中の毒によるものです。(中略)
 体が有害な毒物でいっぱいになると、栄養素を吸収しにくくなり、免疫力が下がり、体の中にさまざまな別の微生物が入り込みやすくなるのです。
([3] p104)

 これは大胆な意見です。現代医学は、このような視点にたって治療をしてはいません。逆に、こんなに飲んだら、ほとんど「毒」になってしまうのではないかと思うくらい、大量の「薬」を処方されています。このことに関して私は、いくつものエピソードを語りたいところですが、話がそれてしまいますので、ぐっと我慢して、「メモのつづき」を引用します。

 その寿命を長くするのに役立つのは、定期的に体のデトックスを行うことです

 ここのところに、須藤元気さんの「合わせ技一本」があります。

須藤 ◇ (前略)汚染された今、僕らを含めてこれからの世代の平均寿命というものは短くなるのか、それとも、何か新しいアプローチで寿命は長くなっていくのか、どちらでしょうか。
バシャール ◇ 寿命は長くなっていくでしょう。でも、その寿命を長くするのに役立つのは、定期的に体のデトックスを行うことです。
須藤 ◇ どのようなデトックスですか。
バシャール ◇ (前略)自然な有機栽培されたハーブを使ったパワフルなものがあります。そのような方法を使ってデトックスすることによって、肝臓や腎臓、腸から毒を排出することが重要です。

 このあとバシャールは、「すすめることができる組織」として「ロサンジェルスにあるアメリカン・ボタニカル・ファーマシー(American Botanical Pharmacy)という会社」の名前をあげます。

須藤 ◇ あなたはその会社からいくらもらったんですか。
バシャール ◇ 私はまったくもらっていません。
須藤 ◇ 正直に言ってください。誰にも言いませんから。
バシャール ◇ (前略)どんな人でもハーブのリサーチをして、デトックスを進めることができますが、みなさんの時間を節約するために、すでに存在している、強力で効果的なものをおすすめしただけです。([3] p167)

 須藤さんは「誰にも言いませんから」と言っていますが、こんな本にして公開してしまうので、まるまる「嘘」だということが「見え見え」です。
 このジョークは、テレビやラジオでよく使われているもので、「全国放送」であることや「公共の電波を利用していること」を、一瞬忘れさせ、「誰にも言わないから」とか「ここだけの話にしておくから」といって、秘密のようなものを聞き出すという、「矛盾をうまく使った」パターンです。
 もうお亡くなりになっていますが、桂枝雀さんという落語家が、「笑い」の本質について(テレビで)講義されていたことがありました。その主流となる技法は「緊張からの緩和」というものだったことを覚えています。あとのことは忘れてしまいましたが、きっと、このようなパターンについても、分析して何か名前をつけておられたかもしれません。
 ここまでは、「落語」における「まくら」のようなものです。
 ここから、このリーフページの「本論」が始まります。

 こんなにたくさん「薬」はいらない

 私がもっと若かったころの話です。
 私は故郷を飛び出し、以前働いていたところで「お世話になった」人に「保証人」となってもらい、地質調査の会社に入れてもらうことができ、その大阪支店の支店長の指示で「山の現場」へ合流することとなりました。
 そのときの「山の現場」というのは、具体的には、「弾性波探査」と呼ばれている仕事のための、「測線の測定」でした。
 新しくトンネルなどを作るとき、その部分の地質がどのようなものであるかということを調べるために「弾性波探査」が行われます。これについて説明してゆくと長くなるのでやめますが、そのための準備として、トンネルの予定ルートの真上に、測定のためのラインを記してゆかねばなりません。このラインは、上空から見れば、ほぼまっすぐです。だから、山の表面がどのようになっていても、ここにまっすぐな線を想定して、測量のために不要な枝などを鉈で切り払い、適度な位置に小さな木の杭を打ち込み、測量のための赤と白で塗り分けられた棒を立てて、距離や角度を記録してゆかねばなりません。
 崖のようなものが、その予定された測線の中にあっても、ロープでそこを降りながら、これらの仕事を続けます。だから、ロープワークは必須の技術でしたし、カラビナやエイトカンという山登りの道具も、このとき、いろいろと知って、使えるようになりました。
 でも、仕事が決まるまで、(故郷を出て、引っ越した)部屋でごろごろしていた私にとって、いきなりの、この現場は、とてもきついものでした。五日間、この現場をこなした後、次の工程に進むには、一度事務所に戻って、測定装置などを準備しなければなりません。それに、五日か六日働けば、休みを取らせないと、労働基準法に触れてしまいます。
 私は自分がそれまで暮らしていた部屋に戻ったのはよいのですが、突然熱が出てしまい、ひとりで寝込むこととなり、入ったばかりの会社の大阪支店に電話を入れて、休暇を申し出ることとなりました。そのとき支店長は、まだ有給休暇は何もないから困ったなあ、と言います。こちらは、有給とか無給とか言っている状態ではなく、ああ、このまま死んでしまうのか、とさえ思ったくらい衰弱していたのです。
 何日か部屋で過ごしたあと、なんとか動けるようになった私は、支店長からの指示もあり、近所の病院へと行き、診察してもらいました。
 病名などについての記憶はありませんが、これとこれを毎日飲みなさい、それと、これは胃腸薬、これも飲みなさい、と、なんだか分からない薬の束と瓶をどっさりともらい、部屋に戻って、それらの薬を飲みながら、熱が下がってゆくのを待ちました。
 やがて熱も引いてきて、なんとか活動できるようになってきたので、会社に電話を入れ、仕事に戻れることを告げました。
 熱を出してダウンする前の現場は、すでに「弾性波探査」の工程がすべて完了していたので、参加したのは、別の現場でした。これは、それほどきつくない、開発中の宅地造成のための、山近くの、土を削り取ったところでした。
 現場チームと一緒に、ハイエースなどに乗り込んでゆき、測線に沿って、弾性波を記録する先が尖った装置を地面に差し込み、それらが生み出す信号を運ぶケーブルをのばしてゆき、箱の形をした機械へとつなげます。それから、誰かが、その測線のあちらこちらで、地面に置いた丸い鉄板を、大きな重いハンマーを振り下ろして、叩き、人工的な、とても小さな地震を起こすのです。のちに、この役目は、私の得意なものとなりました。私が起こした小地震による波形は、他の人が何回もやって重ねたものを上回るのだそうです。
 話が流れそうなので戻します。
 この現場から戻るとき、機器を車の後ろに乗せ、みんなで車に乗って、その現場のチーフだったかリーダーだったか、呼び名は忘れましたが、他の会社の人から「現場監督」とも呼ばれる人が運転して、会社(の事務所)に帰るのです。
 このとき、私は、おなかが変で、下りそうになってしまい、事務所につくまで、とてもつらい時間を体験しました。途中でどこかのコンビニにでも止めてもらって、トイレを借りるということもできましたが、何しろ、入ったばかりだし、熱を出して休み、迷惑もかけていたので、何も言わず、じっと我慢していただけでした。
 この事態は、なんとか事務所につくまで、もちましたが、このとき私は、いつまでも、医者の指示を守り続けて、「薬」を飲み続けていたからだ、ということに思い当たりました。
 それ以来私は、歯医者以外の、一般的な医者には、ほとんどかからないようにしてきましたし、出された「薬」も、さいしょは飲むかもしれませんが、もういい、と体が判断したら、そこで止めることにしています。

 体内の中性脂肪を減らしすぎると冬が越せない

 大阪支店の支店長は、「山の現場」での仕事がきつかったということを考慮してくれたらしく、やがて私は、「街の現場」や「海の現場」へ配属されることとなりました。これらも、私のこのあとの展開へとつながる、重要な要素なのですが、これらについて語りだすと、「平凡な小説」のようなものが何冊も仕上がってしまいますので、一気にこの世界でのドラマを終え、リストラされて、故郷に舞い戻ったあとのことについて語ります。
 故郷にもどり、ハローワークへ行って、昔の教え子と出会って、仕事について「あと押し」されて申し込むこととなった、「(こんな求人は)めったに出ない」とハローワークの担当者が言った、故郷の近所にあった陶器の製造会社へ、翌日面接にゆくこととなりました。
 このあたりの物語も、(実は、設定を思い切りSFタッチに変えて、一度小説にしたのですが)長くなってしまいますので、ざっと飛ばすことにし、このリーフページにかかわってくるところへと進みます。
 いつしか私は、その仕事場では一人だけが行う、「釉薬の調合」という仕事をすることとなりました。「師匠」から仕事の手順を教わり、「みんな任せてもよい」と「師匠」が判断するや、その方は別の仕事のほうへと変わって、やがて、定年退職してゆかれました。
 春と秋の2回、その職場で健康診断が行われ、三階の食堂に設置されたところで、血液を採取され、胸に聴診器をあてられ、高い台に横たわって心臓の脈のパターンが計測されます。このときの問診で、お医者さんは、私のデータについて、いろいろ説明してくださるのですが、このときの指摘に、私はいつもうんざりしていました。
 まず、身長と体重の数値だけを見て、この身長での標準体重は「これこれ」だから、もっと痩せなければいけない、と言うのです。私は身長が1m76で、そのころの体重が85キロありました。これを68キロとかにしなければならないなんて、まったくナンセンスです。私がこのような体重なのは、きちんとトレーニングしてつけた筋肉によるものであり、骨も太く、密度も高いので、それなりに重いのですが、これのどこがいけないのですか、と私は問うのですが、相手も負けてはいません。私の血液中のコレストロール値や中性脂肪値をもちだして、糖尿病などの成人病についての危険について、ぐだぐだと語ってきます。
 何回かの、このようなやりとりで、こちらが「負け」てしまうのは、これらの数値がネックになっているからだということに思い当たった私は、近くの町にある本屋の棚を探し、これらの数値を下げることができる方法が記されているものを見つけました。
 その具体的な本の名前は、(他の人に勧めるために貸したままになっているので)もう忘れましたが、その療法の基本は「半日断食」というものです。
 朝起きてからすぐというとき、体は、内部にたまっている毒素を排出しようとしているのですが、そのときに朝食をとってしまうと、毒素の排出を忘れて、新たな成分を取り込むことへ向かってしまうのだそうです。だから、このとき、せめて半日は、水以外は何もとらず、そのまま活動するという原理です。水はたくさん飲むように指示されています。このようにして取り込んだ水分を尿として排出するときに、毒素がいっしょに出てゆくからです。一日2リットルの水を飲む、という健康法は、このような半日断食と合わせることで、その効果が得られるわけです。
 こうすると、このような水分摂取と排出にともない、仕事中に何度もトイレにゆく必要が生じます。たまたま私は一人で釉薬の仕事をする状態にありましたので、仕事は自分のペースで行うことができていました。
 やがて、釉薬の仕事にも慣れ、自分独自の工夫も組み込むことにより、手際よく仕事をこなせることができて、時間が余ってしまった私は、他の部署の仕事を手伝うようになりました。陶器の風呂の成型という仕事です。風呂の内型に粘土を貼りつけ、平手でぱんぱんと叩いて、空気を追い出しつつ、一定の厚みに仕上げてゆくというものです。これはなかなかハードなものでした。汗はどんどんかくし、手の平の甲にある毛細血管から、衝撃で血がにじみだします。これに対する治療薬の塗り薬を買う許可を事務所でもらうとき、その理由を説明したら、事務員さんから「あんたら、なんちゅうことしてんの」と、驚嘆の混じった言葉をもらったことがあります。
 もともと手先が器用だったし、陸上競技のトレーニングでつちかった体力も役立って、私が作ったものは、(自分で工夫したコツがあるのですが)空気がいっさい入っていないため、乾燥や焼成でひび割れが生じず、また、他の人のほぼ半分の時間で仕上げてしまうということから、私はほとんど(半分お世辞だったと思われますが)「名人」と呼ばれるような仕事をするようになってゆきました。
 「半日断食」を続けながら、体力的にもきつい、このような仕事を続けてゆくと、たしか一カ月くらいで、私の贅肉はどんどん落ちてゆき、85キロあった体重が、80キロを切って、79キロや78キロを記録するようになりました。
 秋の健康診断の結果を見ると、コレストロール値も中性脂肪の値も、なにもかもが、成人病の危険があると評価される基準値を下回りました。
 このとき、私は、血液中の中性脂肪値が、健康な範囲の、下限をさらに下回り、拒食症と判断されるかもしれない値になっていることに気づきました。
 春の検診のとき、心臓の脈拍を調べるテーブルに横たわり、おなかを出したところへ、女性の担当者が手を当てて「冷たっ」とつぶやいたとき、私はジョークをひとつ思いつき、「この町の南極で働いていますからね」と返答しました。「南極」のところは「チベット」と表現することもありますし、風呂の成型場では「シベリア」と言いあっていました。
 私が戻った、この山奥の町は、冬、とても寒くなるところであるということと、「釉薬場」と呼んでいる仕事場の構造が、特に電気で冷やしているわけではないのですが、天井が鉄板になっていて、冬の放射冷却の強い夜のあと、まるで、冷蔵倉庫のような状態になります。
 あるとき、この工場のどこかで水道の漏れがあるとメーターの異常な数値から判断され、専門の業者が、その箇所を調べたことがあります。そして見つかった水漏れ箇所というのが、その「釉薬場」の一階にある、外壁のほうの室内にある水洗い場の、コンクリートで固められた、その地下にある水道の配管のところだったのです。コンクリートが振動機で打ち壊され、漏れていた配管が修理され、もとどおりコンクリートで固められました。
 私がそのころ住んでいた実家も、水道管が地面の中で凍って破裂し、どこかで漏れているので、その家では、元栓を閉めてしまい、昔からあった井戸の水だけで暮らしています。
 このような世界にいましたので、あまりに下がりすぎた中性脂肪値の数字について、私は「このままでは危ない」、「きっと冬を越せない」と考え、「半日断食」によるデトックスの効果は出たのだから、これからはきちんと食べて、体に適度な脂肪がつくようにしようと決断しました。
 まったく、冬ごもりまえの熊のようです。
 そのようなわけで、ときどき、若い女性から、「熊のプーさんみたい」と私は冷やかされてしまいます。私自身は、頭がい骨や顔の骨格の様子から、私が人間になる前は「熊」ではなく「ゴリラ」だったと信じているのですが。

 あとがき

 実は、このテーマに関するノートには、「バシャール スドウゲンキ」[3] のあとに、「アナスタシア」や「ハトホルの書」や「ラー文書(英文による第二巻)」についてのメモがあって、関連する情報についての準備がしてあったのですが、カルロス・カスタネダの著作に見習って、自分の人生におけるできごとを語っていたら、ちょうど「落ち」もつきましたので、ここで今回の「演目」は終わっておくことにします。
 どうぞ、またの「ご来場」をお待ちしております。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 15, 2016)

 参照資料

[1] 「プレアデス+地球をひらく鍵」、バーバラ・マーシアック(著)、大内 博(訳)、太陽出版(刊)1995
[2] 「マイケルからのメッセージ」、チェルシー・クィン・ヤーブロ(著)、鈴木里美(訳)、ナチュラルスピリット(刊)2010
[3] 「バシャール スドウゲンキ」、須藤元気 ダリル・アンカ(著)、大空夢湧子(通訳)、株式会社ヴォイス(刊)2007

 

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