RaN317 地球人はどこにいるのか
(71)粗悪食品(ジャンク・フード)あるいはファーストフードについて
Where is the earthian?
(71)On Junk Food or First Food

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 「ハトホルの書」[1]

 「ハトホルの書」[1] の第二章「エネルギー体としての人間」では、人間というものが、「いくつもかさなりあったエネルギー場」であると説明されています。
 私たちがよく親しんでいる、一つ目のエネルギー場が「肉体」であり、それとそっくりなものとしてかさなっている「カー(Ka)体」についての、細かな注意が述べられてゆきます。これは「プラーナ体」と呼ばれることもありますが、ハトホルたちは「カー体」もしくは「カー」として語ります。
 人間というエネルギー複合体は、それ以外にも、「感情体」、「コーザル体」、「アストラル体」などによっても構成されているそうですが、この章ではもっぱら「カー」について詳しく述べられます。
 「ハトホルの書」[1] から、「カー」と「プラーナ」の関係についての箇所を、少し引用します。

 プラーナは広大な植物繁茂域や水流域において増強します。
 生命力であるプラーナは、肉体と「カー」つまりプラーナ体の両方に浸透しています。
 この「カー」は、実際に物質的エネルギー場の最初のレベルである肉体のすみずみにまでゆきたっている、生命力の源なのです。
([1] p48)

 プラーナがあなたがたの肉体を駆けめぐって「カー」が増強されることがなければ、あなたがたは生きつづけることはできません。([1] p49)

 このあとしばらく、「カー」についてのエクササイズや、「性衝動」と「カー」についての関係などが述べられてゆきますが、ここのところは割愛して、このリーフページにかかわるところへと進むことにします。
 次のような一文があります。

 もうひとつ「カー」に影響を与えるものに食べ物や飲み物があります。([1] p62)

 このあと、詳しい説明が続きますが、その内容について要約することにします。
 「カー」を築くためには、「生命力の高い」ものを食べることで、そのプロセスが促進されるそうです。この「生命力の高い」食品というのは、「生の野菜や果物」あるいは「発芽穀物」です。
 ただし、適度な準備がないまま、過度に摂取すると、「解毒作用が危機に陥りかねません」とあります。慣れていない人は、少しずつ慣れてゆく必要があるということです。
 「体の声に耳を傾ける」ことによって、何が今必要なのかを知るべきだと語られています。そして、次のような箇所へとつながってゆきます。

 一般原則として、生命力は別の生命力によってのみ増強されます。
 あなたがたの食べる「ファーストフード」は死んでいます。
 さらに「コンビニ・フード」と呼ばれるようなものも、たいてい「カー」を激減させます。
 なぜなら、そうした食べ物は、いわゆる「死んだ」食物を処理するための、何種類もの消化酵素を要求するからです。
 このように、消化作用は、プラーナの炎、および、プラーナ体を消耗させる大きな原因のひとつなのです。
([1] p63)

 この次に、肉食についての問題点が指摘されています。

 食物とりわけ肉類を消化するには、大量のプラーナが必要となります。
 プラーナは、振動の速い「カー」のエネルギー場から、速度を落として、肉体の消化管や内分泌腺による消化作用に入って、種々の消化酵素の生成分泌を要請します。
 このプロセスは、あなたのエネルギーを過度に消費させます。
([1] p63)

 このような説明のあと、まとめが、次のように語られます。

 したがって、食べ物に気をつけ、できるだけ汚染されていない、新鮮な食物を摂ることによって「カー」は強められるのです。([1] p63)

 関連して、次の注意点へと進みます。

 汚染されていない水を飲むことも、エクササイズ同様、非常に大切です。([1] pp63-64)

 さらに、次のようにも語られてゆきます。

 できるだけ自然の近くで暮らし、汚染されていない新鮮な空気を吸い、健康に支障のないかぎり肉体、とくに目を日光から隔てないようにしてください。([1] p64)

 つまり、まぶしすぎるとき以外は、サングラスをかけないように、ということだそうです。
 「汚染されていない食べ物」、「汚染されていない水」、「汚染されていない空気」というものをとることによって、生命力が強くなるということなのだそうですが、これらのすべてが、大都市生活者にとっては、たいへんむつかしい条件となります。
 地方都市で暮らしていたとしても、現在の経済システムの中で、忙しく生活してゆくとき、いろいろなところで、不注意な生活へとつきすすむことになってしまいます。
 問題が抽象的なところへ進みそうなので、このあたりにして、次の項目へと進むことにします。

 「アトランティス」[2]

 「アトランティス」[2] という本では、著者とされている、フランク・アルパーを媒体として、いろいろな存在がやってきて、それぞれが得意とする分野の知識を伝えています。
 その第23章「アトランティスの教育制度」について語っているのは、「アトランティスの支配者、アテモースU世のエネルギー」だということです。
 この章の本文が終わったあとの「質疑応答」のところで、次のようなやりとりがあります。暗い赤は質問者、暗い青は回答者(アテモースU世)となります。

 食物に頼らないという点では、私たちはどのくらいのレベルを達成していますか。あるいは、これは、単なる進化の問題なのですか。([2] p255)
 それは進化と個人的ニーズの両方に関係する問題である。
 ある人間の波動が肉食品の低い波動を超えてしまうと、もう食べることができなくなる。
 これは、エネルギーの不適合性によるもので、身体が拒否反応を起こすようになる。
 その時点で、野菜に移行することになる。
 …
 さらに成長していくうちに、この適合性も失われ、果実へと移行する。
 …
 この惑星での動物たちの役目が終われば、種が絶滅していくだろう。
 地球の波動と適合性を失うからである。
([2] p255)

 穀物は、それでも適合性があると考えてよいのでしょうか。([2] p255)
 そのとおりである。今後とも、そうだろう。
 ここで注意を払わなければならないことがある。
 新世代の子供たちは、より高度に進化した魂をもって生まれてくるが、それにもかかわらず、たいていの場合、肉体の抵抗力、健康は、親よりも劣っているだろう。
 これは、親たちが、子供の誕生以前に、粗悪食品(ジャンク・フード)を食べているのが、主な原因である。
 そして、衰弱した神経系、疲弊した胃腸、弱った抵抗力が、子供たちに遺伝する。
([2] pp255-256)

 ここのところの回答の内容には驚いてしまいます。
 親たちの、それまでの食習慣による問題が、遺伝情報として、子供に伝えられてゆくというのですから、生物学でいうところの、「獲得形質が遺伝する」ということになります。
 身長や体形などが遺伝するというとき、「獲得形質は遺伝しない」とされています。まあ、それはそうなのでしょうが、両親の飲酒や喫煙の影響が新生児に影響を及ぼすことは認められていますから、そのような意味での「遺伝」だと考えれば、食生活での問題点が新生児の形質に強い影響があるというのは、やはり、否定できないことなのでしょう。
 そして、ここでの問題というのは、「粗悪食品(ジャンク・フード)」というものが、親の体だけでなく、生まれてくる子供の虚弱体質へとかかわってくるというところです。
 ここでの回答者の、アテモースU世のエネルギーは、さらりと、結果だけを述べていますが、ハトホルたちなら、「カー」などの微細な身体についての影響なども視野において、より詳しく、そして、科学的な論理性に基づいて説明してゆくことでしょう。

 あとがき

 私は、はじめ、ど田舎で育ち、高校生から大学生にかけて、地方都市、大都市へと活動の拠点を変え、社会人としての、教師生活としては、ふたたび田舎に戻ったものの、31歳からの、波乱万丈の生き方の中で、大阪を経由して、メガロポリスの東京都市圏へとゆくこととなりました。
 このような生活の変化と、成人病への危機が重なっていったことが、これらの時代の健康診断の数値に、見事に現われてゆきました。異常なコレストロール値は、遺伝なのか、それとも生活習慣によるものか、何度も悩んだものです。
 また、これらの都市生活のとき、上の前歯がどんどん悪くなってゆき、ほとんど差し歯だらけになりました。駅前の立ち食いうどんの汁に入っている糖分が歯にしみて、これは「まずい(現代語ならヤバイ)」と感じたこともあります。
 やがて、私はリストラされ、東京で生活してゆく理由もなくなったので、さっさと故郷へと、ほとんどないにも等しい、尻尾を巻いて帰ったのでしたが、成人病の潜在因子も、いっしょに連れ帰ってきました。
 それから、いろいろな取り組みがあり、きれいな水ときれいな空気のもと、私のカー体は、すこしずつ強くなっていったようです。
 それがベースとなって、このホームページのあちらこちらに結実しているような成果が生まれていったわけです。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, June 23, 2016)

 参照資料

[1] 「ハトホルの書」、トム・ケニオン&ヴァージニア・エッセン(著)、紫上はとる(訳)、ナチュラルスピリット(刊)2003
[2] 「アトランティス」、フランク・アルパー(著)、高柳 司(訳)、コスモ・テン・パブリケーション(刊)平成6年(1994)

 

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