RaN318 地球人はどこにいるのか(72)「抗がん」弁当の本がある!
Where is the earthian? (72)There is Anticancer Lunch Book!

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 「抗がん」弁当の本

 私がこの「抗がん」弁当の本 [1] を見つけたのは、峠の図書館の新刊本コーナーでした。
 まるで、普通の料理本のようなスタイルで、全ページカラーの、調理見本がぎっしりまとめられた本です。
 この本の最後のページには、著者のプロフィールや、出版に関する諸情報があるのですが、そのとなりに、【講談社 済陽高穂シリーズ】<がんに勝った患者さんの実例レシピ>として、5冊の本の広告が載せられています。
 「私のがんを治した毎日の献立」、「私の晩期がんを治した毎日の献立」、「私の末期がんを治した毎日の献立」、「がんから生還した私の常食とジュース」、「済陽式作りおき抗がんそうざい」というタイトルです。
 なるほど、「弁当」の前に、このようなものがあるのは当然です。

 食事でがんが治る事実

 この本の2ページ目と3ページ目の見開き部分は、目次の前にあるものです。ここに「食事でがんが治る事実」とタイトルづけられた部分があります。

 「病を治すのは患者さんご自身。食べものこそ最高の薬」と名づけられたところに、著者の「まえがき」のような内容があります。
 著者の済陽高穂さんは「40年以上にわたり、数千例のがん手術の執刀を重ねてきた」そうです。しかし、「患者さんの5年生存率を調べてみると、再発などで、わずか52%しかない」ことが分かったとのこと。
 そのころ、「余命3カ月を宣告された肝臓がんの患者さんが、ご家族の強い希望で自宅にて徹底した食事療法に取り組んだ」そうです。そして「1年半後のCT検査では、がんの病巣の消失が確認」されたとあります。
 このときの経験から、「病を治すのは患者さんご自身。食べものこそ最高の薬」という「原点」に戻り、「本格的な食事療法の研究」を始めたのだそうです。

 その下の「済陽式食事療法を実践して治った患者さんは外食も弁当持参が基本」のところは、この本の「導入」となる内容です。

 3ページ目の上は、「79歳女性 肺がん・肝転移」の「治療前」と「治療後」のX線画像の比較です。がんの部分が赤く色づけられており、「治療前」にあったがんが、「治療後」には消えていることが示されています。

 その下に「栄養・代謝指導例 治癒成績(結果)」と名づけられた表があります。
 この表では、胃がん、大腸がん、…、乳がん、リンパ種、その他、と区別されての「臓器症例数」が、その後、「治癒」「改善」「不変」「進行」「死亡」の5つのケースへと、どのように変化したのかが、数字でまとめられています。
 この表を見ると、すべてのがんが「治癒」や「改善」へと変化したわけではなく、「不変」「進行」「死亡」となるケースも、ある程度存在しているということが分かります。
 「総数412」は、「治癒52」「改善200」「不変12」「進行30」「死亡118」と変化しています。
 「死亡118」もあるわけですが、「治癒52」と「改善200」の割合は、かなり高く、患者としては、おおいに希望がもてることでしょう。

 「済陽式食事療法8箇条」

 「済陽式食事療法8箇条」([1] pp6-7)という見開きページがあります。
 ここのところは、この本のエッセンスなので、かんたんに引用しておきます。

 @ 限りなく減塩を
 A 動物性たんぱく質 四足歩行の動物を制限
 B 新鮮な無農薬野菜と果物を大量に摂る
 C 胚芽を含む穀物、豆類、芋類を摂る
 D 乳酸菌(ヨーグルト)、海藻類、きのこ類を摂る
 E レモン、はちみつ、ビール酵母を摂る
 F 油はオリーブ油か ごま油、菜種油に
 G 自然水の摂取、禁酒・禁煙

 私が玄米食を始めたのは20歳になるかどうかというあたりでした。そのころ読んだ、カッパブックスの「ヨガ」の本から影響を受けてのことです。
 実家が魚屋だったので、ぜいたくに、「つくり」や「ウナギのかば焼き」や「コイの洗い」を食べ続けていましたが、その反動で、一人暮らしを始めてから、牛肉などをたっぷり使ったカレーを作りだしたのですが、このあたりから、コレストロール値が急上昇しました。
 東京でリストラされて、田舎の実家に戻り、魚中心で玄米食という形に戻り、上記のABCGを守るような食生活で、成人病の要素が消えてゆきました。
 Gについては、この生涯ずうっとタバコは吸っていませんが、お酒はよく飲んでいました。しかし、若いころの、ばかな飲み方は、もうやっていません。最近は、このお酒も、ほとんど「飲みたいとは思わない」ようになりました。Gについてラッキーだったのは、実家には井戸があり、山奥の、花崗岩地層を通ってきた伏流水が、ほぼ無料で、いくらでも飲めたことです。
 まだまだエピソードはありますが、このあたりで止めておきます。

 「臓器別 有効な食材」

 「臓器別 有効な食材」([1] pp10-11)は、イラストを組み込んだ、表の形で、がんの種類ごとの「有効な食材」や「制限食材」がとりあげられています。
 これについて紹介する前に、タイトル部分の下にある、少し明るくなった表示での「注意書き」を引用しておきます。

 この結果を得た大半は、玄米・菜食、および塩分と動物性脂肪、たんぱく摂取制限を基盤とした食事との融合によるものです。([1] p10)

 つまり、ここにある「有効な食材」だけをたくさんとるという、きょくたんな方法だけではだめだということのようです。

 たとえば、「乳がん」についての「有効な食材(抗がん食材)」と「制限食材」は、次のように記されています。

 抗がん食材
 「大豆・大豆加工食品」(ココがすごい)女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが先回りをして女性ホルモンの働きを抑制する。
 「プルーン」(ココがすごい)プルーンエキスの大量飲用で乳がんの改善傾向が見られた。
 「青汁」(ココがすごい)ゲルソン療法では半年間青汁を飲んだ患者4名のうち2名が改善した報告がある。
 制限食材
 「乳製品」(ココがリスク)ホルモンバランスに影響を与えるので、乳がんの場合は、なるべく避けたほうがいい。([1] p11)

 他の「臓器別がん」としては、次のものが取り上げられています。
 白血病、肝臓がん、胃がん、すい臓がん、食道がん、前立腺がん、肺がん、大腸がん、卵巣がん、悪性リンパ腫([1] p11)

 「発がんリスクの高い食品添加物」

 「発がんリスクの高い食品添加物」([1] p20)というタイトルの一覧表について、かんたんに説明します。

 「発がんリスクの高い食品添加物」として、次のようなものが取り上げられています。
 亜硝酸ナトリウム(※食品の黒ずみを防止)、亜硫酸ナトリウム(※防腐剤、漂白剤)、漂白剤(次亜硫酸ナトリウム、過酸化水素)、タール色素ソルビン酸(※防腐剤、保存料)、亜息香酸ナトリウム防カビ剤スクラロース(※人工甘味料)、アスパルテーム(※人工甘味料)、カラギーナン(※とろみづけ、増粘剤)、臭素酸カリウム(※小麦粉処理剤)([1] p20)

 この表では、これらの発がんリスクの高い食品添加物」が「多く含まれる加工食品」についてまとめられています。
 これらの詳細については、この本で確認してください。
 少し印象に残るところを取り上げます。
 「コンビニ弁当」と「駅弁」というセットで、「亜硝酸ナトリウム」「亜硫酸ナトリウム」「ソルビン酸」のところにリストアップされています。このような市販の弁当は、カビが生えていたというクレームがついたり、食中毒の原因になったりすると、大きなダメージをくらいますから、どうしても、防腐剤や防カビ剤が使われてしまうことになるのでしょう。
 「防カビ剤」のところに、「オレンジ、レモン、グレープフルーツ」とあります。ここの但し書きとして「(国産のものは使用されていない)」とされています。
 「スクラロース」と「アスパルテーム」という人工甘味料を含む加工食品としては、「アミノ酸飲料」「炭酸飲料」「コーラ」などが記されています。人工甘味料は、まだまだ使われ続けているのですね。
 「臭素酸カリウム」は「※小麦粉処理剤」なので、加工食品として「食パンなど」とあります。もちろん、「菓子パン」なども入ることでしょう。
 現在の法律では、このような食品添加物は、市販の食品には必ず表示されることになっています。

 考察

 このリーフページのシリーズにおいて、今回の内容に関連することとして、次の各ページを生み出してありました。

 RaN306 地球人はどこにいるのか(60)病気の99%は体の中の毒による?

須藤 ◇ 今、地球全体で新しい病気が増えているのですが、これは温暖化などの気候変動と関係があるのですか。
バシャール ◇ いいえ、病気の99%は体の中の毒によるものです。(中略)
 体が有害な毒物でいっぱいになると、栄養素を吸収しにくくなり、免疫力が下がり、体の中にさまざまな別の微生物が入り込みやすくなるのです。([2] p104)

 RaN316 地球人はどこにいるのか(70)乳ガンはアトランティスのクリスタル・ヒーリングで治せるか?

 ここでは詳しくとりあげませんでしたが、「アトランティス」[3] という本の「乳ガン」のところの少しあとに、「ガン(一般的なもの)」という項目があり、次のようなコメントが記されています。

 ガン(一般的なもの)
 患者がガンの原因に気づくことが、何より重要である。気づいていないと、ガンから解放することは不可能である。患者に納得のいく原因を伝えてあげられなければ、この病気を癒すことはできないのである。([3] p183)

 これはいったい何のことでしょうか。発ガン物質が作用しているというだけではないのかもしれません。

  RaN317 地球人はどこにいるのか(71)粗悪食品(ジャンク・フード)あるいはファーストフードについて

 一般原則として、生命力は別の生命力によってのみ増強されます。
 あなたがたの食べる「ファーストフード」は死んでいます。
 さらに「コンビニ・フード」と呼ばれるようなものも、たいてい「カー」を激減させます。
 なぜなら、そうした食べ物は、いわゆる「死んだ」食物を処理するための、何種類もの消化酵素を要求するからです。
 このように、消化作用は、プラーナの炎、および、プラーナ体を消耗させる大きな原因のひとつなのです。([4] p63)

 食べ物に気をつけ、できるだけ汚染されていない、新鮮な食物を摂ることによって「カー」は強められるのです。([4] p63)

 汚染されていない水を飲むことも、エクササイズ同様、非常に大切です。([4] pp63-64)

 「汚染されていない」という表現は、おそらく、「放射性物質」だけではなく、「発ガン物質」としての「食品添加物」のことも意味しているのでしょう。

 あとがき

 バシャールやハトホルたちは、この地球で実際に暮らしていませんから、かなり、一般的な表現で語っていますが、このような内容について、地球人としてうけとめ、より具体的な問題点をとらえてゆけば、済陽高穂先生がたどりついた観点となるものと思われます。
 ああ、それにしても、この世の中に、ガンの原因となるものが、いかに多く生み出されてきたことか。チェルノブイリの事故でも明らかなように、放射線による放射能はガンを生み出しますし、携帯電話に使われているマイクロ波、一般の電磁波、発がん性のある食品添加物、タバコ、それから、「抗がん」弁当の本 [1] で「完治例」として載っていたところにありましたが、C型感染ウィルス(C型肝炎ウィルスの誤植かも、でも医師の世界では、こうも言うのかもしれません)、などなど、盛りだくさんです。
 「発ガン性のある食品添加物」を含まない、自然農法の作物は、都市では手に入りにくいものとなってしまっています。
 地方に住んでいる私だってそうですが、スーパーマーケットに並べられている食材を買って食べているのですから、いろいろな「発ガン性のある食品添加物」から絶縁できてはいません。
 この文明は、こんなことでよいのでしょうか。
 ちょっとまとめすぎました。
 具体的なことは、いろいろできるはずです。ガンの原因物質を避けるという、食生活の改善と、そうして、しかも「おいしい」ものをいただくということは、かえって、生活を豊かにしてくれるかもしれません。
 玄米ご飯は、すこし手間取りますが、おいしいものです。冷めても、それなりにいただけます。白米のようには簡単にカビが生えません。炊いて冷凍しておいてもいいし、そのまま圧力釜に入れたまま食べることで、カビの胞子を避けることができます。
 小麦粉も、全粒紛より、さらに加工したもののほうが安いというのは、いったい何故なのでしょうか。白くふわふわしたパンより、しっとりとして中がそれなりに詰まったパンのほうが、ずうっとおいしいと私は思います。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, June 27, 2016)

 参照資料

[1] 『済陽式「抗がん」弁当』、(西台クリニック院長)済陽高穂(わたようたかほ)(著)、講談社(刊)2016-1-14
[2] 「バシャール スドウゲンキ」、須藤元気 ダリル・アンカ(著)、大空夢湧子(通訳)、株式会社ヴォイス(刊)2007
[3] 「アトランティス」、フランク・アルパー(著)、高柳 司(訳)、コスモ・テン・パブリケーション(刊)平成6年(1994)
[4] 「ハトホルの書」、トム・ケニオン&ヴァージニア・エッセン(著)、紫上はとる(訳)、ナチュラルスピリット(刊)2003

 

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