RaN366 波動の水の結晶にもソマチットが見つかる
Somatides are seen in the Cristals of Wave water

黒月樹人(◇田中タケシ)@黒月解析研究所

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 波動の水とは何か

 現時点で「波動」「水」もしくは「波動水」によってウェブで検索してしまうと、そのような商品名をもっている水が現れてきます。
 そうではありません。知りたいのは、もっと根源的な現象のことです。
 そのような思いをいだいていたとき、ふと、書棚の片隅に、次の本があることに気づきました。
 「宇宙が隠した最大の秘密 波動の真理」[1]
 手に取って調べてみると、2007年に出された文庫本です。あのころか、と思いつつ中を開けてみましたが、読んだ形跡がありません。タイトルにひかれて買ったものの、「5次元世界」というフレーズがなんだか「うさんくさく」思えて、ほうりだしておいたようです。
 問いの答えはここにあったのか、と感じて、さっそく読み始めました。
 答えは、なかなか現れませんでした。
 第一部と第二部は、著者の自伝的なエピソードや、おもいつくままのエッセイのようなもので構成されていて、これでは、続きを読みたいとは思えません。
 で、がまんして、さっと速読してゆくことで、ようやく、答えの第三部へとたどり着きました。
 この第三章「水の波動を映像として見た」の7ページ分のところに記されているところが、科学的に意味をもつところでした。
 著者の江本勝氏は、いろいろな水の結晶を写真に撮って、それを本にして世界に広めたということのようです。
 このとき、水には「意識」というものがあって、それに応じて、水の結晶の形が異なるということのようです。
 水に「意識」や「記憶」がある、ということは、いったい、どのようなことなのでしょうか。

 「江本」「水」「結晶」で検索して…

 「江本」「水」「結晶」で検索して、ウェブ上で公開されている画像を集めてみました。
 雪の結晶によく似た、水の結晶です。
 それらの小さな画像を解析対象として、ゴブリンアートで細部を調べました。
 次の図1は、ある氷の結晶です。これを画像Aとします。図2で部分拡大し、図3で色加味解析しました。

図1 ある水の結晶(画像A) [2]

図2 画像Aの [32] 倍拡大(画像A[32])

図3 画像A[32] の色加味128解析(U配色)
(画像をクリック → 拡大原画像へ)

 図2でぼんやりとしたところも、図3の色加味128解析により、その明るさのグラデーションのパターンを詳しく見ることができます。
 地形図の等高線のように見えていますが、げんみつには、明るさの等濃淡値線(あるいは帯)というものです。地形図のたとえで表現した「小山」のすべてがソマチット・パターンであるわけではありません。
 まだ詳しく調べられたわけではないのですが、これらの「小山」の「山頂」部分のパターンが、平坦な図形となっているものは、何らかの粒子ではないかと考えられます。
 たとえば、細胞の中ということであれば、脂肪球や顆粒というものかもしれません。
 ところが、それらのパターンとは異なる、少し細長いパターンのものがあります。
 ガストン・ネサンが血漿の中に見出したソマチットの、白い雲のような輝きの中に、このようなパターンの「本体」のようなものが見えるのです。
 ここでは、そのような、ソマチットの「本体」と同じようなパターンを探しました。

図4 ソマチットと想定されるパターン
(ソマチットの本体は活動的な形態)

 ルルドの泉の水

 江本勝氏のサイトではありませんが、「ルルドの泉の水の結晶」を取り上げているところがありました。これを画像Bとして、図5に示します。
 この画像Bにおける [32] 倍拡大画像の一つを図6としました。これを画像B[32]と呼ぶことにし、これについての色加味128解析(U配色)を図7に示しました。

図5 ルルドの泉の水の結晶(画像B) [3]

図6 画像Bの [32] 倍拡大(画像B[32])

図7 画像B[32] の色加味128解析(U配色)
(画像をクリック → 拡大原画像へ)

 図6の中央やや上のあたりに、もっとも強く光っている部分があります。図7の色加味解析で調べてみると、やはり、そこのところにソマチット・パターン(図8)がありました。

図8 ソマチットと想定されるパターン (ソマチットの本体は活動的な形態)

 東京の水道水では…

 次の図9「東京の水道水」は江本勝氏のサイトにあったものです。これを画像Cとします。
 この画像Cの中央下部あたりのところを [16] 倍に拡大したのが、図10です。これを画像C[16] とし、これについて色加味128解析(U配色)したものが図11です。

図9 東京の水道水(画像C) [4]

図10 画像Cの [16] 倍拡大(画像C[16])

図11 画像C[16] の色加味128解析(U配色)
(画像をクリック → 拡大原画像へ)

 この図11から、ソマチットと想定されるパターンを探したものが図12です。

図12 ソマチットと想定されるパターン (ソマチットの本体は固定化したような形態)

 図4や図8のソマチット・パターンに比べ、図12のものは、中心部の「本体」らしきものの形状が違います。これらがいったいどのようなものかは、まだ明らかになっていません。
 全体的に眺めてみると、地形図の「等高線」が密になっている「山」のようなところが少なく、平坦な「平地」や「湖沼」に対応するようなところが、たくさんあります。おそらく、水の中の、いろいろな不純物の影響なのでしょう。

 考察

 結晶がうまくできるかどうかは、水の中の不純物に強く影響されていると考えられます。
 水の中のソマチットが、どのように影響するのかということが、残念ながら、まったく分かっていません。

 江本勝氏らの、これらの実験では、人間の意識が、植物や微生物に影響を及ぼしてしまう可能性がある、ということが、ほとんど考慮されていません。
 このようなことは、あまり一般的なことがらではないので、しかたがないことかもしません。また、このようなことが分かってきたのは、ごく最近のことです。

 まだ、くわしいことは解明されていないと思われますが、仮に、ソマチットが微生物の一種であるとしたら、いろいろな水の中に、このソマチットが存在している以上、それが、電磁気の「波動」や、音響としての「波動」に影響されるという可能性が排除できません。
 あるいは「磁場」の変化などの影響、という因子も、まだ、何も分かっていない段階です。

 水に「意識」や「記憶」があるように見えるという、不思議な現象が観測されているということですが、これらの水の中にソマチットが存在しているのですから、そのように結論づける段階には、まだなっていないと考えられます。

 水に「意識」や「記憶」があるということを論じてゆくということであれば、その水の中に、生命体がまったく存在しない状態というものを設定して、これまでの実験などを行って、その対照実験との違いを見出す必要があります。
 ところが、このようなソマチットという存在を排除する方法があるのか、まだよく分かっていません。
 なにしろ、ソマチットの「本体」はウイルスサイズであり、いろいろなところに存在している可能性があります。

 水の中に存在しているソマチットに「意識」や「記憶」のようなものが認められるのかどうか、ということも調べる必要がありそうです。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, September 28, 2017)

 追記

 「水は答えを知っている」[5] と「水は答えを知っているA」[6] が近所の図書館にあるということなので、借りて読みました。
 [1] をふくめ、これらの本を読んで、共感するところもたくさんあるということが分かりました。
 「波動」という言葉でシンボライズされている知識については、かんたんに否定できることではないと思えます。
 でも、それらを使って、起こっている現象について説明しようとするのは、(科学的に)少し飛躍しすぎているように思えます。
 とはいえ、江本勝氏は、もうお亡くなりなのですね。
 これらのことについて反論しようにも、聞いてもらえないのでは、むなしさがつのるばかりです。
 ご冥福をお祈りします。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, September 28, 2017)

 参照資料

[1] 「宇宙が隠した最大の秘密 波動の真理」、江本 勝(著)、徳間書店(刊)2007-11-30 [2] https://togetter.com/li/733241
 この画像と同じものが [6] のp160にありました。「愛・感謝」という祈りにまつわる結晶のようです。
[3] http://www.talesofordinarymagic.com/2012/04/22/gratitude/
[4] http://watercrystalreports.blogspot.jp/
[5] 「水は答えを知っている」、江本 勝(著)、サンマーク出版(刊)2001-11-25
[6] 「水は答えを知っているA」、江本 勝(著)、サンマーク出版(刊)2003-1-5
  

 

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