高速ランニングフォーム GATLIN 2006

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 この解析画像で注目してもらいたいところは、赤色キック脚の、GATLIN[ 35] からGATLIN[ 55] までのところと、青色キック脚の、GATLIN[135] からGATLIN[155] までのところです。

 GATLIN[ 35]とGATLIN[135]は、キック足のつま先が地面に接地する瞬間です。地面あたりに描かれている赤い点が、身体重心直下点です。ほぼ1足長ほど、身体重心直下点より前にある状態です。
 そして、GATLIN[ 45]とGATLIN[145]あたりが、地面に最も大きな力を加えている、キックポイントです。まさに、身体重心直下で作用しています。
 このあとの、GATLIN[ 55]とGATLIN[155]では、キック脚の、膝から下の部分が傾いて、身体重心の水平移動の大きさを表現しています。ここのところは、ランナーとしては何も意識していません。このときのフォームは、結果的にこのようになるというもので、このとき、ランナーは力を抜いてしまっています。それゆえ、日本のランナーによく見られるような、後方上部への、かかとの巻きあげが起こらないのです。
 クセとして、かかとの巻きあげがおこったとしても、かなり小さな動きとなり、ただちに膝で折り曲げられて、前方へのスイングとして、GATLIN[ 45]とGATLIN[145]あたりでの、キックをおぎなうことになります。スイング脚の重心が振り子のように動くとき、身体重心からの鉛直線を通過するあたりでキックポイントを迎えることになります。

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