ej06 堤雄司 幸長慎一 湯上剛輝 の円盤投
図1 堤 雄司 2回目 61m64 (時間間隔は均等ではない)
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 堤選手の右脚の振り込み@は、シルベスターのように、膝をのばして大きく振り込むタイプです。
 ところがAとBを見ると、Aの時点で膝をのばすのをやめ、やや折り曲げて、左脚によるキックによる、1歩だけのダッシュを行おうとしています。
 しかし、Bを見ると、その左脚の膝はすでに伸びていて、ダッシュの効果は生み出せていません。
 どうやらAとBの動きは、回転を速くしようというものようです。
 このことは、Dにおける右足のポジションが浅いことで分かります。
 中間での構えのフォームEでは、右脚の膝の角度が浅く、腰があまり沈められていません。シルベスターのフォームによく似ています。
 F→G→Hの動きも、まったく、シルベスター・タイプです。少し両脚でジャンプし、円盤の鉛直速度を大きくしています。
 Hで右肩の高さに腕が振りぬかれています。
 最後の回転軸は、左足→腰→首となっていますが、あまり右に傾いていません。このため、リリース時の円盤の回転モーメントの半径を、大きくできていません。
 これらのことから、シルベスターの(失敗に近い)オリンピックでのフォームと同じ欠点をもっていることが分かります。
 (1) 中間ポジションへの1歩ダッシュ
 (2) 中間ポジションで腰を沈めておく
 (3) リリース時に円盤の回転半径を大きくする
 これらの技術的な問題点が中途半端なままです。

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