思考言語コアのかんたんな使い方(ゆるい文法のようなもの)
How to use Thinking Language CORE
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI

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@文型とシンボル記号

主語――動詞> 目的語 ;

(以後、主語や目的語を「対象語」とまとめる。動詞などを「関係語」とする。)

――(しっぽ)と > (クチバシ)で、動詞の意味部分(関係語)をはさんで使う。

対象語A <動詞――対象語B ; (英語の受動態では、向きが変わるだけ)

A <関係語> B ; A――<関係語>――B ; (双方向の関係のとき)

主語(修飾語)――動詞> ○を > △に , /状況などの補足 ;

(英語の構文の順と異なるので注意。A mother gives a daughter a dollではなく、A mother gives a doll to a daughter の文の順に対応している。)(思考言語コアでは、冠詞や3単現のsなどを無視することが多い。日本語の「てにをは」も省略することが多い。)

/の補足記号の一種として使う、☆は日時のシンボル。@は場所のシンボル。/の前に、英語の前置詞などを添えると、補足の意味が分かりやすくなる。日本語で工夫してもよい。

A対象語や文の接続

 たとえば、記号「&」(かつ)を、A&B, A <&> B, A [&] B 3ステージで使う。

 原則として、[&] は文と文を繋ぐ。<&> は文節と文節を繋ぐ。&は単語と単語を繋ぐ。

[] は「ならば」の意味の接続記号。

[] は、「理由」を示す接続記号。このように、[ ]の間に関係語を入れて工夫して使う。

<> は内容についての等号。「A <戦争> B国」のように、< >の間に関係語を入れて使う。

A&B は最も小さくまとめた接続。単語と単語を繋ぐ。ただし、このような記号は、自由に生み出すことができない。ほとんど「&」くらいしか使っていない。

B文末記号

; [] [e] は文の終了記号。右にゆくほど強いものとなる。

誤解が生じないときは、空白(スペース)で代用することもある。

C否定と肯定

●は「否定」のシンボル記号。

○を「肯定」として使うこともある。

D代用記号

△や□には特別な意味を持たせていないので、その都度()を使って定義して使う。

▽▼▲□■◆◇なども、あまり意味づけしていない記号として残してある。
 △系は人に、□系は建物や組織に、◇系は抽象的なものごとに使うことがあるが。これは、初期のころの記号からの連想によるクセにしかすぎない。自由に定義して使ってよい。

*a *b なども抽象的に()や「」を使って内容を定義して使う。
 アスタリスク記号(*)を
付けずにaAだけで使ってもよい。
 @A…なども、これと同じ用法で使うことがある。

E比較記号

 「A >>> B」 は 「AのほうがBに勝っている」という意味

 「A <<< B」 は 「BのほうがAに勝っている」という意味

 [>>>] , [<<<] などの接続語でも使うが、< > の中に入れると混乱するので使っていない。これらの記号 >>>, <<< は目立つので、文節と文節の間で単独に使っても、識別できるだろう。

F 対等な言い換え(英語のbe動詞や日本語の「は」)

従来、「ABである」を「A <> B」と表わしてきたが

A――B」(これが、数学のマイナス記号との混乱が生じなくて、おすすめ)

AB」「A-B」とも表わすこととする。もっと直感的には「AB」と表わすほうがよいと考える人も出るかもしれない。これでもよい。ただし、数学の表現での「方程式」や、コンピュータ言語の「代入」ではないと、ことわっておくべきだろう。他にも「A : B」という表現も使われていそうだが、これも「数学の比」の表現と混乱しそうである。

G 関係代名詞のような「L記号」

「多様な働き方」

  L 虚構 <振りまいた――*a

 このように使ったときの、アルファベットのエルの大文字は、上の要素と、右の要素をむすびつける関係代名詞(that, which, what, who, …)の働きをもっている。以前は◇を使っていたが、L のほうが直感的で分かりやすい。

H 日本語での「使役」、英語でのmake を表現する、強い作用 ――>>

 「騎手がムチを打って馬を走らせた(A jockey makes a horse run)」の「騎手が馬を走らせた」という文では、「走る」という動詞の主体は「馬」である。このようなとき、「騎手(A jockey)」「馬(a horse)」「走る(run)」の関係を、次のように表わす。

 騎手――>> 馬――走る>

  A jockey ――>> a horse ――run>


(2010.12.11 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)
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