TP007「ウェブ進化論」の風物探査(0)ウェブ社会(1)IT革命
TP007 Web Evolution Theory (0)Web World(1)IT Revolution
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI

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 ウェブ進化論(梅田望夫著, 筑摩書房2006[1] の内容から、この世界の理解に関して重要と考えられる情報を取り上げる。

第一章にブライアン・アーサー経済はどこに向かうのか」の講演について触れている。これは重要な情報である。経済における、これまでの産業革命や鉄道革命が起こったあとの社会の変化の要素を取りあげて、IT革命においても、その途中までが実現ずみであると説明している。これは見事な社会学の論文であり、IT革命がまだたどっていない変化について、ある種の「予測」を示唆している。

ここでの記述言語は思考言語コアによる。参照資料の [2] 思考言語コアのかんたんな使い方を示す。


序章 ウェブ社会――本当の大変化はこれから始まる

◇ネットの「善」の部分を直視せよ

 @日本, インターネット <> 「悪」「濁」,

リアル社会――否定> 「開放性(インターネット)」

 [] <作用――深層心理(*a

*a「インターネット――脅かす> 存在(エスタブリッシュメント層@日本)」

 @米国, ◇――自動抽出> 「善」「清」@インターネット,

◇――肯定> 「開放性(インターネット)」

 ex) ・グーグル――開発> ◇――選別> 「玉」/「石」, @玉石混交のインターネット

      wisdom of crowds (群衆の叡智)

   ・マス・コラボレーション [<>]

    △ <協力> ▼ ――創出> 新しい価値@インターネット, <見知らぬ者>

   ・バーチャル経済圏 [<>]

    ◇――分配> @インターネット > {}


第一章 「革命」であることの真の意味

◇「過激な小数意見」

・「次の10年への3大潮流」(*a, *b, *c)――相乗効果・生む> 「三大法則」

 *a「インターネット」, *b「チープ革命」, *c「オープンソース」

・「三大法則」 [<>]

 @ 神の視点――理解> 世界

  [<>] 視点――俯瞰> 全体 , [] 情報収集コスト, 情報保存コスト <> 微小(0に近い)

 A 新しい経済圏「ウェブサイト(人間の分身@ネット)――稼ぐ> カネ」

 B (無限大に近い数)×(ゼロに近い値)= 意味のある値(Something

    [or] 集積(価値――散逸・消える> 無)

◇ブライアン・アーサーの技術革命史観

・ブライアン・アーサー(複雑系経済学のパイオニア)@サンタフェ研究所

 L 講演> 「経済はどこに向かうのか」(5つの大革命), 200411

5つの大革命

 @ 産業革命@英国 <> 工場システム(紡績機械分野/水力), 17801830

A 鉄道革命@英国 <> 蒸気動力, 18301880

B 重工業分野での革命@ドイツ <> 電動機, 鉄鋼

C 製造業(マニュファクチャリング)革命@米国 <> 大量生産, 自動車産業, 石油

 ☆1913T型フォード大量生産開始)〜1970年代

D 情報革命@米国, 1960年代〜

 ・ARPA(米国防総省の高等研究計画局)――導入>

ARPANET「コンピュータ・ネットワーク(インターネットの原型)」, 1969

  ・インテル――開発> インテルチップ(最初の), 1971

・革命的変化に共通するパターン

 (a) かなりのスケールでのタービュランス(乱気流, 大荒れ, 混乱, 社会不安)――発生>

(b) メディア・アテンション <> メディア――注目> 革命的変化

(c) 過剰投資-―起こる> [] バブル崩壊

  (d) 大規模な構築ステージ(長期間にわたる)

IT分野における変化

 (a) タービュランス(IT<> マイクロソフト・インテル――登場>, 19701980年代

 (b) メディア・アテンション, 1990年代

 (c) バブル崩壊, 2000

  (d) 大規模な構築ステージ, 2000〜☆2030(未来予測)

◇産業革命よりも重要な転換

・アーサーの結論

  (1) 深い変質@経済, 20002030

  (2) 経済の神経系――生まれる>

  (3) 新しい産業――起こる>

  (4) 技術(<リード――米国)――拡散> @世界

  (5) 産業革命・鉄道革命(@英国)――供給> 筋肉系(経済)

  (6) 情報革命――提供> ○神経系, ●筋肉, ●エネルギー

  (7) IT革命 <> 深く・重要


(2010.11.28 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)

参照資料

[1] ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる、梅田望夫著、筑摩書房刊2006

[2] 思考言語コアの使い方メモ

@文型とシンボル記号

主語――動詞> 目的語 ; (以後、主語や目的語を対象語とまとめる)

――(しっぽ)と > (クチバシ)で、動詞の意味部分(関係語)をはさんで使う。

対象語A <動詞――対象語B ;

A <関係語> B ; A――<関係語>――B ; (双方向の関係のとき)

主語(修飾語)――動詞> ○を > △に , /状況などの補足 ;

/の補足記号の一種として使う、☆は日時のシンボル。@は場所のシンボル。

A対象語や文の接続

 たとえば、記号「&」(かつ)を、A&B, A <&> B, A [&] B 3ステージで使う。

[] は(「ならば」の意味の)接続記号。[ ]の間に関係語を入れて使う。

<> は内容についての等号。「A <戦争> B国」のように、< >の間に関係語を入れて使う。

A&B は最も小さくまとめた接続。

B文末記号

; [] [e] は文の終了記号。

誤解が生じないときは、空白(スペース)で代用することもある。

C否定と肯定

●は「否定」のシンボル記号(○を肯定として使うこともある)。

D代用記号

△や□には特別な意味を持たせていないので、その都度()を使って定義して使う。

*a *b なども抽象的に()や「」を使って内容を定義して使う。

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