TP009「ウェブ進化論」の風物探査(3)ロングテールとWeb2.0
TP009 Web Evolution Theory (3) Long Tail & Web2.0
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI

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 ウェブ進化論(梅田望夫著, 筑摩書房2006[1] の内容から、「第三章 ロングテールとWeb2.0」について、この世界の理解に関して重要と考えられる情報を取り上げる。

 日本における既存のプラットホーム型サイトは、一般のユーザーにアフィリエイトシステムを提供しているが、ここではWeb2.0の状態になっておらず、ロングテールを実現したセールスとはなっていない。

ここでの記述言語は思考言語コアによる。参照資料の [2] 思考言語コアのかんたんな使い方を示す。


第三章 ロングテールとWeb2.0

1 「ロングテール現象」とは何か

◇しっぽの長い恐竜

 数少ないベストセラー <> 恐竜の頭部から胴体

 個々には、あまり売れないが、総数が多い <> 恐竜の長いしっぽ

◇「恐竜の首」派とロングテール派の対立

・「恐竜の首」派 <> 大半の出版関係者 ――依存> ヒット商品・ベストセラー本

    L 反対> 検索(本の中身)

・ロングテール派 ――賛成> 検索(本の中身)

  [] 本(まったく売れなかった)――変化> 本(一冊売れた)

 著者(本)<> ロングテール派

・プロジェクト(グーグル・ブックサーチ)

 ――検索> 本(<スキャン――)@図書館(世界中)

◇グーグルのロングテール

・グーグル――宣言> グーグル <> ロングテール追求会社, 20052

 アドセンス――>> *a <Win-Win関係> *b

 *a「ロングテール部分(広告主)」  <> スモールビジネス, NPO(非営利組織), 個人

*b「ロングテール部分(メディア)」<> 極小メディア(無数のウェブサイト)

mF247(丸山茂雄)――>> *c <Win-Win関係> *d

 *c「ロングテール部分(楽曲 <制作――個人)」

*d「ロングテール部分(リスナー)」

◇大組織の「よし、これからはロングテールを狙え」は間違い

・ロングテール <反対概念> 法則(8020, ――支配> 大組織

2 アマゾン島からアマゾン経済圏へ

◇サーチエンジン最適化

・☆2002, アマゾン――意識>

  最優先事項 [<>] サイト(アマゾン)――上位> @検索結果

         [] 売上(アマゾン)<> 飛躍的向上 [e]

 [<>] SEO(サーチエンジン最適化)

3 Web2.0・ウェブサービス・API公開

Web2.0とは何か

・梅田望夫――定義> Web2.0 > *a

  *a <>

  □(技術・サービス), {} <> 不特定多数の人々・企業, @ネット

  □――認める> {} <> 能動的な表現者, ●受動的なサービス享受者

 □――巻きこむ>  {}

・ピエール・オミディヤー(――創業> eベイ)

 Web2.0(□) ――>> 道具(一緒に働く, 共有する, 協力する)> 人々

  □――持つ> 「人々は善だ」

 {, 人々} <> 「善」

 [] 世界――変わる>

◇ネットの「あちら側」からAPIを公開することの意味

・「ウェブサービス」――公開> データ > 開発者(プログラム)

・開発者向け機能 <> APIApplication Program Interface

APIOS

  OS(オペレーティング・システム)

 <> { 各種システムサービス

   (ファイル・システム, グラフィック・

ユーザーインターフェイス・システム・

タスク管理システム )@ コンピュータ

  }

△(ユーザー)――>> ユーザー・インターフェイス ――> OS

▲(プログラマー)――>> API ――> OS

・サービス(□)(<提供――グーグル・アマゾン・ヤフー)

 (a) □――表示> 地図,  <指定(緯度, 経度)―― △

  (b) □――表示> 試合状況(シアトル・マリナーズ, ☆現在)

  (c) □――表示> 映画のリスト@渋谷, <見る――△, ☆日曜日(今週)

  (d) □――表示> リスト規模,・震源の位置(地震, ☆過去24時間以内, @世界中)

・可能性空間の違い

 *aAPI公開 @一つのコンピュータの閉じた世界 <> こちら側」

 *bAPI公開 @ あちら側(<提供――グーグル・アマゾン・ヤフー)」

 [] 可能性空間(*a<<<  可能性空間(*b[e] 

※ 「A <<< B 」は「AよりBがはるかに大きい」の意味とする。

◇ヤフー・ジャパン、楽天はWeb2.0に移行できるか

・△(ユーザー)――利用> アフィリエイト(ヤフー・楽天など□)

 △――●貼り付ける> すべての商品(□)

 [] △――張り付ける> 売れ筋商品(□)

 [<.>] 「恐竜の首」的なビジネス , ●ロングテール


(2010.11.28 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)

参照資料

[1] ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる、梅田望夫著、筑摩書房刊2006

[2] 思考言語コアの使い方メモ

@文型とシンボル記号

主語――動詞> 目的語 ; (以後、主語や目的語を対象語とまとめる)

――(しっぽ)と > (クチバシ)で、動詞の意味部分(関係語)をはさんで使う。

対象語A <動詞――対象語B ;

A <関係語> B ; A――<関係語>――B ; (双方向の関係のとき)

主語(修飾語)――動詞> ○を > △に , /状況などの補足 ;

/の補足記号の一種として使う、☆は日時のシンボル。@は場所のシンボル。

A対象語や文の接続

 たとえば、記号「&」(かつ)を、A&B, A <&> B, A [&] B 3ステージで使う。

[] は(「ならば」の意味の)接続記号。[ ]の間に関係語を入れて使う。

<> は内容についての等号。「A <戦争> B国」のように、< >の間に関係語を入れて使う。

A&B は最も小さくまとめた接続。

B文末記号

; [] [e] は文の終了記号。

誤解が生じないときは、空白(スペース)で代用することもある。

C否定と肯定

●は「否定」のシンボル記号(○を肯定として使うこともある)。

D代用記号

△や□には特別な意味を持たせていないので、その都度()を使って定義して使う。

*a *b なども抽象的に()や「」を使って内容を定義して使う。

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