TP010「ウェブ進化論」の風物探査(4)ブログと総表現社会
TP010 Web Evolution Theory (4) Blog & All Writers World
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI

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 ウェブ進化論(梅田望夫著, 筑摩書房2006[1] の内容から、「第四章 ブログと総表現社会」について、この世界の理解に関して重要と考えられる情報を取り上げる。

 エリート層と大衆との間に「総表現社会」という、数人〜20人に一人くらいの知的表現にたけた階層を想定することにより、インターネットの社会における、ある種の意義を見出すことができる。このような表現媒体としてのブログの効果や効能について分析している。

ここでの記述言語は思考言語コアによる。参照資料の [2] 思考言語コアのかんたんな使い方を示す。


第四章 ブログと総表現社会

1 ブログとは何か

◇面白い人は100人に1人はいる

・ブログが社会現象として注目されるようになった理由

 (1) 量が質に転化した

◇「書けば誰かに届くはず」

・ブログが社会現象として注目されるようになった理由

 (2) ITの成熟(*a, *b)――>> 糸口――解決> 玉石混合問題

     [] 「書いてもどうせ誰の目にも触れないだろう」

     ――変化> 「書けばきっと誰かにメッセージが届くはず」

     *a「グーグル――達成> 検索エンジンの圧倒的進歩」

     *b「自動編集技術」

    @ 仕組み――ウオッチ> 更新(気にいったブログ)

    A 仕組み(読み手――書く> 意見・感想)

    B 仕組み(書き手△ <つながり> 書き手▲――発展>

    C 仕組み――発見> ブログ <近い> 関心領域(読み手)

◇記事固有のアドレス付けとRSS配信

・ブログ <異なる> 個人の日記風ホームページ

 (1) 仕組み(ブログ)「記事 <> 単位(コンテンツ)」

   [<>] 個々の記事 ――持つ> 固有のアドレス(URL

 (2) ブログ――取り込む> RSSReally Simple SyndicationorRich Site Summary

      RSS――要約> 更新情報(ウェブサイト)

      ――配信> **> @ネットへ

        **)」は、直前の表現である「更新情報(ウェブサイト)」を表わす。

Syndication <> 新聞雑誌連盟を通じた配給

Summary   <> 要約

2 総表現社会の三層構造

◇メディアの権威はブログをなぜ嫌悪するのか

・権威の構造(メディアの権威側, 権威に認められて表現者の既得権を持った人たち)

 ――崩壊> , [] ブログ世界(●権威)

◇総表現社会の1000万人

 (a) エリート(権威に認められて表現者の既得権を持った人たち)

  <> およそ1万人に1

  (b) 総表現社会参加者層 <> 5人に1人〜20人に1人ぐらい

   L ●「衆愚」

  (c) 大衆 ―<関連>− 参加(不特定多数無限大)<>「衆愚」

3 玉石混交問題の解決と自動秩序形成

◇検索エンジンの能動性という限界

総表現社会 = チープ革命 × 検索エンジン × 自動秩序形成システム

・「ムーアの法則」――>> チープ革命――進展>

・検索エンジン <> 能動的(問題意識, 目的意識)

・「自動秩序形成システム」――持つべき> ブレークスルー(受動性)

◇待たれる自動秩序形成のブレークスルー

・自動秩序形成システム――含む> 検索エンジン

 何か(言葉の組み合わせ)――●入力> 検索エンジン ――●出力> 何も

    L <代わり> インプット(?)

          L リアルタイム性のある情報 <自動抽出――◇

          L 着目> 違い(「私」,「あなた」)――示唆> 情報(個の嗜好)

◇総表現社会のマルチメディア化に伴う大難問

○「検索エンジン × 自動秩序形成システム」

  L 表現行為 <> テキスト情報(文章)

●「検索エンジン × 自動秩序形成システム」

L表現行為 <> マルチメディア(写真, 音楽, 映像)

 [] @ 難解 ◇――分類・整理> マルチメディア

    A 厳しさ(<要求――ユーザー)

   ☆取捨選択(テキスト情報), ユーザー――目視確認> 検索リスト(<提供――グーグル)

   ☆取捨選択(マルチメディア情報), ユーザー――●見る> 多くの長時間のビデオ

◇総表現社会で表現者は飯が食えるのか

・収入(△――書く> 人気ブログ)<> アフィリエート&アドセンス <> 良くて月10万円

・アドセンス <> グローバルに一本のシステム@英語圏

 [] アドセンスのシステム <> 供給者地獄@先進国

               天恵@発展途上国

4 組織と個とブログ

◇信用創造装置・舞台装置としてのブログ

・ブログ <> 大いなる知的成長の場(個人)

・△――無料放出> 情報・アイディア(●換金)

  [] △――得る> (無形の)大きな利益

◇知的生産の道具としてのブログ

・ブログ <> 知的生産の道具

 @ 記載(時系列に, カジュアルに)& 大容量

A カテゴリー分類 & キーワード検索

B △――アクセス> 情報 @インターネット

C △・▲――シェア> 情報

D △――> 創造的発展(知的生産の) <――▲

・「歩み寄り方」(私のほうからの)

 (a) 対象となる情報源, @ネット

   ◇――張る> リンク

   ◇――転記> 出典

   ◇――コピー&ペースト> 重要な部分

  (b) 対象となる情報源(●デジタル化), @ネット

   ◇――筆写> 重要な部分

      ◇――記す> 筆写理由 [] 筆写部分 <> 「引用」扱い

   ◇――制限> 常識的な量(筆写部分), /●著作権

◇夢を実現させてくれた「バーチャル研究室」

・著者――持つ> 「バーチャル研究室」@ネット

         L 「英語で読むITトレンド」http://blog.japan.cnet.com/umeda/

         L My Life Between Silicon Valley and Japan

                       http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/


(2010.11.28 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)

参照資料

[1] ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる、梅田望夫著、筑摩書房刊2006

[2] 思考言語コアの使い方メモ

@文型とシンボル記号

主語――動詞> 目的語 ; (以後、主語や目的語を対象語とまとめる)

――(しっぽ)と > (クチバシ)で、動詞の意味部分(関係語)をはさんで使う。

対象語A <動詞――対象語B ;

A <関係語> B ; A――<関係語>――B ; (双方向の関係のとき)

主語(修飾語)――動詞> ○を > △に , /状況などの補足 ;

/の補足記号の一種として使う、☆は日時のシンボル。@は場所のシンボル。

A対象語や文の接続

 たとえば、記号「&」(かつ)を、A&B, A <&> B, A [&] B 3ステージで使う。

[] は(「ならば」の意味の)接続記号。[ ]の間に関係語を入れて使う。

<> は内容についての等号。「A <戦争> B国」のように、< >の間に関係語を入れて使う。

A&B は最も小さくまとめた接続。

B文末記号

; [] [e] は文の終了記号。

誤解が生じないときは、空白(スペース)で代用することもある。

C否定と肯定

●は「否定」のシンボル記号(○を肯定として使うこともある)。

D代用記号

△や□には特別な意味を持たせていないので、その都度()を使って定義して使う。

*a *b なども抽象的に()や「」を使って内容を定義して使う。

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