風物探査(Things Probe)/「ウェブ進化論」
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TP007「ウェブ進化論」の風物探査(0)ウェブ社会(1)IT革命
 第一章にブライアン・アーサー「経済はどこに向かうのか」の講演について触れている。これは重要な情報である。経済における、これまでの産業革命や鉄道革命が起こったあとの社会の変化の要素を取りあげて、IT革命においても、その途中までが実現ずみであると説明している。これは見事な社会学の論文であり、IT革命がまだたどっていない変化について、ある種の「予測」を示唆している。
TP008「ウェブ進化論」の風物探査(2)グーグル
 グーグルの社内においては、すべての社員に情報の共有化が行われて、新しいアイディアや問題解決への参加が自由に行われ、アイディアや問題のための議論が発展してゆくシステムが生み出されている。また、社員のすべてに、研究者なみの創造的な仕事をなしとげないと、評価が下がるという状況を生み出している。これらは、社員の能力を高め、会社全体の成果を生み出すための、みごとな仕組みである。
TP009「ウェブ進化論」の風物探査(3)ロングテールとWeb2.0
 日本における既存のプラットホーム型サイトは、一般のユーザーにアフィリエイトシステムを提供しているが、ここではWeb2.0の状態になっておらず、ロングテールを実現したセールスとはなっていない。
TP010「ウェブ進化論」の風物探査(4)ブログと総表現社会
 エリート層と大衆との間に「総表現社会」という、数人〜20人に一人くらいの知的表現にたけた階層を想定することにより、インターネットの社会における、ある種の意義を見出すことができる。このような表現媒体としてのブログの効果や効能について分析している。
TP011「ウェブ進化論」の風物探査(5)オープンソース現象とマス・コラボレーション
 著者は、以下の「節」を設け、これらのテーマについて論じている。/1 オープンソース現象とその限界/2 ネットで信頼に足る百科事典は作れるか/3 Wisdom of Crowds
・「オープンソース現象」@ △――無償公開> 種(知的資産)A {}@世界――解決> 問題(知的資産)
TP012「ウェブ進化論」の風物探査(6)ウェブ進化は世代交代によって
 この章の要点をまとめると、次のようになろう。@ ITやインターネットは、ありとあらゆる可能性を増幅する。A これからのウェブ進化をひっぱってゆくのは、「ネットのあちら側」に基盤をおき、「不特定多数無限大」というユーザー層を信頼して、ものごとを進めてゆくものたちである。
TP013「ウェブ進化論」の風物探査()脱エスタブリッシュメントへの旅立ち
 ここで著者は、自らの経験から見出したことから、「仕事」が変化することの「よい意味」を詳しく述べている。そして、新たなものにチャレンジしてゆくときの心構えについて、幾つかの指針をまとめている。
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