やさしい思考言語コアのドリル

自然言語文_「治水帝の御意見番」(スタニスワフ・レム作 深見弾訳)

黒月樹人 2003_10_19

ドリル1

「思考言語コア」へ

 次の自然言語文の下線部分を、「対象語 <> 対象語;」の形に書き換えなさい。二つの対象語の間にある関係語「<>」は、これらの二つの対象語が「主語」と「述語」の関係となっていて、ほぼ同じものを表しているときに用いるものです。また、「A1」は「段落Aの1番目の文」を表しています。「;」は思考言語コアにおける文末記号です。

 

A1 アルゴナウチス人は、知性体のために惑星の深海を己が意志に従わせた最初の星界

種族でした

A2 そこなる海底とは、これまで腰抜けロボットどもが、金属生物界にとっては永遠に

門戸を閉ざされている、と思い込んでいた禁断の王国だったのです

A4 それなる水中惑星に、往(い)にし御世より君臨していた魚体至高帝が、これ即ち

治水皇帝だったのです

 

ドリル1の回答例

A1 アルゴナウチス人 <> 最初の星界種族;

A2 そこなる海底 <> 禁断の王国;

A4 魚体至高帝 <> 治水皇帝;

 

ドリル2

 次の自然言語文の下線部分を、「対象語 <●> 対象語;」の形に書き換えなさい。ここで用いている関係語「<●>」のシンボル「●」は否定を表しています。ですから、これらの二つの関係語が「異なっている」ということを示します。

二つの対象語の関係を、<*> のような形式で表したものを双動詞と呼びます。このときの * は、関係の内容を表す意味部分を象徴しています。たとえば、「A国とB国が互いに戦争している」ときの関係は、この双動詞を用いて、「A国<戦争>B国」と表します。二つの対象語が離れて配置されているときは、適当に尻尾(――)をつけて、関係する対象を示します。「A国――<戦争>―――――――B国」

 

B1 未来永劫 錆ざる 予の家臣ら よ!

 

次の自然言語文の下線部分を、「対象語 <●> 対象語 <●> 対象語;」の形に書き換えなさい。

B3 その(B2(割愛)に記述)間、予が帝国の領土を拡張し、あまたの大陸を水浸し

にしてしまったが、されどいまなお、予が祖先より継ぎし 水を通さざる 御旗は、

いちどたりと敗北の汚名に穢されることはなかったぞ、魚顕官たちよ。

 

ドリル2の回答例

B1  錆<●>予の家臣ら;

B3  水<●>御旗<●>敗北の汚名;

 

ドリル3

 次のの自然言語文の下線部分を、「*」のところに、対象語1が対象語2に作用する(動詞としての)関係を表す言葉を考え、「対象語1 ――*> 対象語2;」の形に書き換えなさい。このとき、対象語1は主語に、対象語2は目的語に、それぞれ対応します。

 

B4① のべつ敵愾心を燃やしておる微細族との戦(いくさ)においても、口にするのも

穢らわしいきゃつらめが、連戦連勝の無敵軍と烏滸(おこが)ましくも誇っておった

軍隊を予は打ち破った。

B4② (略)誇っておった軍隊を 予は打ち破った

B4③ のべつ敵愾心を燃やしておる微細族(以下略)。

 

ドリル3の回答例

B4①  口にするのも穢らわしいきゃつらめ ――誇る> 軍隊;

B4②  予 ――打ち破った> 誇っておった軍隊;

B4③  微細族 ――のべつ燃やしておる> 敵愾心;

 

ドリル4 

 次の自然言語文の下線部分を、「対象語<>対象語」と「対象語――動詞>対象語;」を適宜に用いて(単独で用いてもよいし、組み合わせてもよい)思考言語コアに翻訳しなさい。B6①とB6③では対象語が省略されているので、この対象語をおぎなうこと。

 B6③の文では、「決心」の内容がかなり長くなっている。このようなときは、*決心「(決心の内容)」のスタイルで表記するとよい。このように、アスタリク記号(*)を何らかの文字や記号につけて、仮の代名詞とします。よく用いるのは、*a,*A などですが、小文字で始まるアルファベットを使うときは、大文字で始まるアルファベットのときより狭い範囲(一つの段落など)で通用するものとし、大文字のものは、文全体で通用するものとすると便利です。小文字の命ははかないわけですが、見方を変えると、何度も生まれ変わると考えることもできます。

 

B5 しかるに今、この王冠が予にとって心塞ぐ悩みの種とあいなっておる

B6① よって、無辜(むこ)王朝の王座に即位し、(以下②に続く)。

B6② 予の公明正大なる統治を継いでくれる跡取息子を持つ決心を固めた。

B6③ (略)予の公明正大なる統治を継いでくれる跡取息子を持つ決心を固めた

 

ドリル4の回答例

B5  この王冠 <> 心塞ぐ悩みの種;

(あるいは)B5  この王冠 <> 悩みの種――塞ぐ>(予の)心;

B6① 予 ――即位> 無辜王朝の王座;

B6② 跡取息子 ――継ぐ> 予の公明正大なる統治;

(あるいは)B6② 跡取息子 ――継ぐ> 予の統治<>公明正大;

B6③ 予 ――固めた> 

*決心「予 ――持つ> 跡取息子――継ぐ> 予の統治<>公明正大」;

 

ドリル5

 何らかの意志をもった対象(人間や動物やロボットなど)を象徴する記号を ▽ とします。これに短い文字(アルファベットでも漢字でもカナなどでもよいが、アルファベットを多用するのは、他の表現と独立して読み取りやすいから)をつけて、仮の(人称)代名詞をつくります。次のB7では、治水皇帝の家臣が四尾現れるので、次のように定義しておきましょう。

 ▽Am「忠実なるサイバネ治水士であるアマシド」;

▽Gp「偉大なるプログラミストであるジオプトリク」;

▽Fn「宮廷策略士であるフィロナウト」;

▽Mg「宮廷策略士であるミノガル」;

 

 大文字で始まる記号をつけるのは、文全体で通用する記号という意味をもたせるためであり、これに対して、小文字で始まる記号の場合は、ひとつの段落や文などの、狭い領域で使うものとします。これは記号の節約のためです。

すでにたびたび登場している、治水皇帝については、次の記号が分かりやすいでしょう。

また、跡取息子も意志をもった対象ですが、あまり頻繁に登場するわけではないので、簡単に定義しておきます。

 ▽Yo「魚体至高帝<>治水皇帝」;

 ▽息子「▽Yoの跡取息子」;

 

次の下線部分をコア翻訳しなさい。「汝ら」の部分は、集合を表す{ }の中に、四尾の家臣の記号をコンマ(,)で区切って書き入れるとよいでしょう。

 

B7 そこで、予の忠実なるサイバネ治水士であるアマシドよ、偉大なるプログラミスト

であるジオプトリクよ、予の宮廷策略士であるフィロナウトとミノガルよ汝らに、

予のために跡取息子を拵(こしら)えてくれるよう望みたい。

 

ドリル5の回答例

B7 ▽Yo ――望む> {▽Am,▽Gp,▽Fn,▽Mg}――拵える> ▽息子;

 

本来は、上記の▽記号による定義文も、ここに書き込む。

 

ドリル6

 B7は「治水皇帝は家臣に跡取息子を拵えさせる」という意味でした。ここに使われている「拵えさせる」は使役動詞です。上記のコア翻訳では、複雑な表現になりましたが、使役動詞のコア表現の様式を「対象A――>>対象B――*>対象C」(*は動詞の意味部分)のように決めると、意味の構造が見やすくなります。新たに導入した「――>>」は「つっつき記号」といい、使役動詞「させる」を象徴するものです。

このようにすると、B7は次のように書き換えることができます。

 ▽Yo ――>>{▽Am,▽Gp,▽Fn,▽Mg}――拵える> ▽息子;

 

次の下線部分を使役動詞の表現様式でコア翻訳しなさい。

ただし、ここでの対象Aは家臣たちのようですから、次の記号をさらに定義しておきましょう。

▽家臣「▽Am,▽Gp,▽Fn,▽Mg」;

 

B8 予の息子は賢くあらねばならぬ

B9 だが過度に書物を読ませてはならぬ

B10 物事を知りすぎては、いざ行動という段に意志を麻痺させるからな。

 

ドリル6の回答例

B8 ▽家臣――>>▽息子――なる>賢い▽息子;

(あるいは)B8 ▽家臣――>>▽息子<>賢い;

B9; ▽家臣――>>▽息子――過度に読む>本;

(あるいはB8も、そうだが、家臣を、さらに治水皇帝がつっついているようだから)

B9 ▽Yo――>>▽家臣――>>▽息子――過度に読む>本;

B10;▽息子――>>(▽息子の)意志――麻痺>;

 

ドリル7

 思考言語コアでは、文章の意味構造を見やすくするため、対象語と関係語に分け、それぞれに固有の記号を工夫してきました。

ところが、実際の自然言語の文を調べると、他に、文と文の関係を表現する接続語が必要なようです。対象語と対象語の関係を表す、動詞(――*>)や双動詞(<*>)や使役動詞(――>>)を関係語と呼ぶことにしましたが、文と文の関係を示す接続語も、考えて見れば、広義の関係語の一種と見ることができるでしょう。

接続語は [ ]の括弧に意味部分を入れて使います。ただし、向きを表したいときは、[ > や < ] を用います。原則的には、自然言語の用例にならって文頭におきますが、文の中で用いることもあります。「逆接」「仮定」「順接」「理由」などの接続語を考えておくと、使いやすくなります。これらの自然言語における言葉を使って、それぞれ、[しかし][もし][だから][なぜならば]と書いてもよいのですが、表現が冗長になってしまうので、次のような記号を使うとよいでしょう。

 

分類

自然言語における用例

思考言語コアでの記号

逆接

しかし

[/],[Z]

順接

だから,ならば,ゆえに

[→],[⇒],[∴>

理由

なぜならば,なぜかというと,~なので

[※],<※],[※>

連言

かつ,同時に

[∧],[&],[

選言

または,あるいは,

[∨],[$],[

並接

そして、さらに、(連言か選言か分からない)

[+],[,]

仮定

もし,仮に

if],[仮]

合意

もしAならばB、そうでなければC

if]A

[→]B

[/→]C

同値

もしAならば かつ そのときにかぎりB

A[⇔]B

A[=]B

否定

Aでない、Aはのぞく

[●]A

肯定

Aであることは正しい

[○]A

疑問

Aであることは疑わしい

[?]A

時間

Aのとき、B

[☆]A,[→]B

場所

Aのところで、B

[@]A,[→]B

類似

同様に、同じように、

[*],[~]

比喩

AはBのようなもの

A<*]B

A<~]B

定義

Aの定義はB,AすなわちB

A[:]B,

A[]B

 

 次のC1からC4の下線部分を思考言語コアで表現しなさい。ここには、接続語が多くふくまれていますから、うまく使って分かりやすくすること。ただし、意味内容については、大胆に簡略化してよいものとします。

 前述した意味内容と同じ表現形式が用いられるときは、それらを単に繰り返さないで、意味部分に * を書いて済ませるという用法を思考言語コアでは認めています。たとえば、「AはBを蹴落とそうとしていますし、Bのほうも同じようにAを蹴落とそうと考えています」のような内容のとき、「A――蹴落とそうとする>B,B――*>A」でよいのです。もちろん、蛇足になりますが、これは「A<蹴落とそうとする>B」のように表すこともできます。

 

C1 ジオプトリクとミノガルフィロナウトアマシドは、深々とお辞儀をし

黙って泳ぎ去り、めいめいが心のうちで帝の御言葉を噛みしめていました

C2 だが、それは治水大帝がかくあれかしと望んだこととはまるで見当違いのことで

ありましたが

C3 なぜならばミノガルは、なによりもまず王座を奪いたがっていましたし

フィロナウトは秘かにアルゴナウチス人の敵と通じていました

C4 アマシドとジオプトリクは彼等は彼等で不倶戴天(ふぐたいてん)の敵同士の

間柄であって、めいめいが、相手と、さらにはそれ以外の高官たちが没落することを

なににもまして切望していたからです

 

ドリル7の回答例

C1    {▽Gp,▽Mg,▽Fn,▽Am}――お辞儀>,――泳ぎ去る>,

――噛みしめる>帝の御言葉;

C2 [Z][●]▽Yo――望む>;

C3 <※]  ▽Mg――>>▽Mg――奪う>王座,

     [+]▽Fn<仲間>アルゴナウチス人の敵;

C4 [+]<※]▽Am<敵>▽Gp,

▽Am――>>{▽Gp,▽Mg,▽Fn,..}――没落>,

[*]▽Gp――>>{▽Am,*}――*>;

 

ドリル8

 下記E1における動詞の意味部分「物静かに考えていました」のところを見ると、主要なところは「考えていました」ですが、「物静かに」という(英語の)副詞に相当するところも欠かしたくないという場合があるかもしれません。このようなことを意図するため、動詞「――*>」のパターンに改良を加え、「――(*)*>」として、(*)には副詞に相当する言葉を入れることにします。つまり、「――(物静かに)考えている>」のようにするわけです。ただし、「――物静かに考えている>」の表現が間違っているわけではありません。どちらかの、見やすいパターンで表せばよいのです。

 E1,E3,E4,E5,E6の下線部分を、「――(*)*>」の形で表しなさい。

 E2の下線部分については、新しい表現形を提案します。このときの動詞「植えつける」は目的語を二つもっています。「を」がつく目的語と「に」がつく目的語です。これらを見やすく配置するため、「――*>*(を)>*(に)」と表します。この並びを原則として使うことにすれば(を)と(に)は略すことができます。

 E2の下線の最後にある「の」は、この下線部分を名詞句にするためのものです。このような場合は、「◇」(こと,もの)という記号(ワードでは「しかく」で呼びだせるもの)を主語として使っておきます。英語で用いられる関係代名詞の「that」を意識した用法です。

 E2の下線部分を、「◇――*>*(を)>*(に)」の形で表しなさい。

 

E1 (略)フィロナウトも物静かに考えていました

E2 微細族に対する哀れみの心を親王に植えつけるのがいちばんだ。

E3 だが、そいつはすぐばれるにちがいない。

E4 そうなれば帝が拙者を殺(ばっ)すること必定

E5 となると、できることはただひとつ、小さい物をいとおしむよう親王を徐々に

仕込む(こと)しかない。

E6 さすれば、危険もぐっと少なくなろうというものだ。

 

ドリル8の回答例

E1 ▽Fn――(物静かに)考えている>;

E2 ◇――飢えつける>哀れみの心(を)>親王(に);

E3 そいつ(E2)――(すぐ)ばれる>;

E4 帝――(必定)殺す> 拙者;

(あるいは)E4 ▽Yo――(必定)殺す> ▽Fn;

E5 ◇――(徐々に)仕込む>親王;

E6 危険――(少なく)なる>;

 

以後、段落の順としてアルファベットの大文字を使うことはやめ、任意の段落から選んだ文を、以下にまとめて表示するために、アルファベットの大文字を用いることにします。

 

 ドリル9 F1~F4の自然言語文を、全て、思考言語コアに翻訳しなさい。

 文の構成を「対象語」「関係語」「接続語(広義の対象語の一種)」に分けて取り出してゆくと、まだ少し残るものがあります。場所や時や手段などを表す表現のことです。これらを「対象語の一部」と考えるか「関係語の補助」と見なすかということを考えていると、様々な判断が必要となり、文法が複雑になって、扱いにくくなります。そこで、思考言語コアでは、このような表現をまとめて「状況語」と呼び、/状況語/ のスタイルで記述することにしました。

「場所」に関しては、以前は  という記号を用いていましたが、ここ数年で世の中にすっかり定着した @ に置き換わってしまいました。下記のF1にある表現の「...部屋に」というところは、「/@部屋(...)/」もしくは、コンマや文末記号が後に来るときは最後の / を省略して「/@部屋(...)」とします。

F1にある他の表現で「外から海底脂(やに)で七重に」のところは、動詞の補助と見なして「――(...)*>」の「(...)」に押し込むと、動詞が長くなりすぎてしまいますので、「/外から/海底脂(やに)で/七重に」として「――*>*/../../..;」のようなスタイルにするとよいでしょう。

 F3の「この至難の創造的事業で」も状況語と考えられます。

F4の「誰より」の表現についても、(ここでは)状況語とみなしておきましょう。

 

F1 かくして、古き時代からの慣習にのっとって、かれらは、翡翠(エメラルド)の

鱗の壁に囲まれた部屋に閉じこもり、錠をおろし、そのドアを外から海底脂(やに)

で七重に封をするように頼みました。

F2 そこで高官たちはさっそく仕事にとりかかったのですが、

とんと捗(はかど)りません。

F3 その理由(わけ)は、治水帝が望まれた徳目をいかにして親王に具現するかより

この至難の創造的事業で、帝と三人の未来永劫錆ざる政敵の相方を、いかに

出し抜くかに、めいめいが心を奪われていたからです。

F4 そのころかれらは、めいめいが誰より長く持ち堪え、他の者が疲れはてるのを

待ちかまえ、隙を見て素早く己に有利なるものを親王の母型(マトリックス)の

水晶格子に記述せんものとその機会を窺っていたのです。

 

上記の文では用いませが、時を表す状況語に関しては、/☆.../ のように表しておくと比較しやすくなります。このときの ☆ や場所についての @ の記号を使い慣れてきたら、/☆.../ や /@.../ を ☆.../ や @.../ としてもよいでしょう。他に、このような用法として使うのは、理由を表す ※ あたりでしょうか。

「めいめい」という表現が多く現れます。原文はポーランド語のはずですが、英語のeachに相当する単語があるのでしょう。思考言語コアでは、これに対応する記号を特に用意していません。ここの表現は「▽めいめい」でも「▽each」でもかまいません。

 

ドリル9の回答例

F1 [※> 古き時代からの慣習――>>

▽忠臣――閉じこもる>/@部屋(<囲む――翡翠の鱗の壁),

――おろす>錠,

――>>▽(?)――封>ドア/外から/海底脂で/七重に;

F2 [→] ▽忠臣――とりかかる>仕事(に);[Z]仕事――●捗る>;

F3 <※][●]▽忠臣――(いかにして)具現>徳目(<望む――治水帝)>親王,

[○]▽めいめい(▽忠臣)――(いかにして)出し抜く> 

帝と三人の未来永劫錆ざる政敵の相方

/この至難の創造的事業で;

F4    ▽めいめい(▽忠臣)――(長く)待ち堪える>/誰より,

                ――待ちかまえる>「他の者――疲れはてる>」,

                ――見る>隙,

                ――窺う>*機会;

*機会「▽めいめい――(素早く)記述>己に有利なるもの(を)

>親王の母型の水晶格子(に)」

 

 

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