解析手法ガイドページ「X線」

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)


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 解析手法ガイドページ「X線」

 ゴブリンアイズには「X線」「科学」「風景」の3つの解析手法ガイドページが用意してあります。いちばん最初に組み上げたのが「X線」でした。
 参考のため、自然な風景画像をサンプルとして読み込み、この「X線」ページを構成すると、次の図1のようになります。
 3行4列の(向かって)右上の画像が原画像(の1/4サイズ)です。これは、大津市にある田上山の不動寺の山門風景です。本堂はここからさらに登ってゆき、その近くに田上山山頂の三角点もあります。


図1 解析手法ガイドページ「X線」の全景(一般のカラー風景画像)
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 風景画像をこのように、いろいろと変化させて何が面白いのかと思われるかもしれません。実際、私もそのように思いましたので、のちに、風景画像のためのガイドページ「風景」を作ることにしたわけです。
 しかし、この「X線」ガイドページを構成するときに使ったサンプル画像は、歯科白黒X線画像でした、私の歯と歯茎の様子を撮影したものです。それをサンプル画像としたときの「X線」ページは次の図2のようになります。
 画像の下のスペースに記してある、各小解析画像の内容を表としてまとめました。


図2 解析手法ガイドページ「X線」の全景(歯科白黒X線画像)
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表1 解析手法ガイドページ「X線」の各小画像の内容



 各小画像の解析手法案内

 O) 原画像の3色成分(r, g, b)を、それぞすべて反転した(255-r, 255-g, 255-b)ものが、A) 反転画像です。ここでは原画像が白黒なので、各画素の3色成分(r, g, b)はすべてr=g=bとなっています。カラー画像だと、これらの関係がもっと複雑なものとなります。


図3 (左) O) 原画像 (右) A) 反転画像
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 B) 光核(O) 64-164の意味は、原画像(O)の濃淡値64-164の画素だけを取り出して、0-255のキャンバスへと広げ直したということが、光核解析の意味です。
 実は、この解析法は、明るく輝く夜空の星の正体を調べようとしたところから始まっています。だから、光っているものの中心核を見出すという意味で「光核」なのです。
 ところが、この技法は、暗い方でも、中間のあたりでも、同じように使えます。そこで、暗いほうを「暗核」と呼ぶことにすれば、中間はどう呼ぶのか、それらの区切りはどこでつけるのかと、問題がややこしくなってしまいます。そこで、濃淡値の値に関わらず、すべてを「光核解析」と呼ぶことにしました。


図4  B) 光核(O) 64-164
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 C) 光核(A) 64-164は、A) 反転画像についての、濃淡値64-164の光核解析です。
 光核解析は、究極のコントラスト解析なのですが、やりようによっては、健康な歯茎でも、空洞のような状態を「創る」ことができますので、比較する対照をきちんととって、厳密に処理してください。


図5 C) 光核(A) 64-164
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 先にG) フルーツ(Carrot)について説明しておきます。フルーツ解析は3色のバランスが狂っている画像を、それなりに調整するものです。白黒画像については、あまり効果が現われません。


図6  G) フルーツ(Carrot)
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 D) E) F) H) I) の5つは色加味解析ですが、この中でE) I) はアポイント解析と呼ぶ、さらに特殊なものです。
 D E) H) の一般的な色加味解析は、3×7=21種類ある配色の、ほんの3例にすぎません。
 O) 原画像は、いわゆるネガ画像で、そのポジ画像が A) 反転画像ですが、色加味解析の配色の中には、濃淡の方向を逆転させてあるものがありますので、それらをうまく選択すれば、ネガの原画像から、ポジの色加味解析画像を作ることができます。D E) H) はすべて、そのような、ポジ型配色によるものです。


図7  D) 色加味 1A硬                    図8  F) 色加味 4B硬 


図9  H) 色加味 5B硬
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 E) I) のアポイント解析というのは、[アポイント]のスイッチをオンにして、マウスで対象画像を何度かクリックし、そのあたりの濃淡値を調べ、その範囲だけの色を変えるものです。2C硬という配色は、赤色だけで構成されていますので、ここで使っていますが、一般の配色でも可能です。
 E) では歯茎の空洞部分に色が付くようにしました。一方、I) では、神経部分が色づくように調べて実行したものです。同じ濃淡値に色がつきますので、神経ではないところにも、同じ色が現われていますが、それらが神経でないことは(歯医者さんが学んでこられた知識により)明らかです。


図10  E) 色加味 2C硬(67-88)               図11  I) 色加味 2C硬(146-208)
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 J) 小波 mix 11C(Gray-16-64)とK) 小波 mix swan(Gray-8-64)の「小波」は「ウェーブレット」として通用しているものです。UFO画像の真偽を調べるために、ウェーブレット画像解析の技法を新たに開発し、3×3のマトリックスから、17×17のマトリックスまで、いろいろなパターンのウェーブレット解析関数を調べてきました。11Cは11×11のものです。swanは9×9です。これらは解析結果がレリーフ状に浮き上がって見えるので、ちょっとおもしろい画像となります。



図12  J) 小波 mix 11C(Gray-8-64)             図13  K) 小波 mix swan(Gray-8-64) 
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 実際のソフトの画面では、これらの小画像をクリックすれば、それに対応する本来の解析ページへと進むことができますが、ここでは、話が複雑になってしまいますので、「X線」ページについての「あらまし」だけとしておきます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, July 27, 2016)

 

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