「コンター」マニュアル

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 コンター

 コンター機能については、隠すような、むつかしいことは何もありません。
 0から255の濃淡値について、たとえば、ステップ8であるとき、0, 8, 16, 24, … の画素について、その色を赤などの規定色へと置き換えるだけのことです。
 このコンター機能は、その現われが、まるでコンター(輪郭線、等高線)を描いたようになるので、このように名づけました。
 ただし、ほとんど拡大していない画像では、細かくなりすぎて、ただのノイズのように現われてしまいます。
 コンターが描かれたように見えてくるのは、拡大された画像においてです。
 このコンター機能が大きな効果を生み出したのは、アポロ月面探査画像の、背景となる闇を調べ、そこに、月面ではありえない、金網模様が浮かび上がったときです。

図1 「CPP166 月の暗い空のあまりに幾何学的な星座」での図4〜図6

 地球のどこかのスタジオで撮影されたものだったのです。
 闇として見える暗いところは、肉眼でなにも見えないと判断されて、安心されていたようです。
 もう、このような画像は見つかりません。暗い部分は、人工的な黒に置き換えられています。
 これも、変と言えば変なことですが。

 次の図2は、当時採取した原画像がどこにしまってあるか分からないので、ウェブにアップしたため劣化した(CPP166の0)図5について、2の値だけ赤で置き換えたコンター解析です。(原画像を解析すれば、上記CPP166の図6が得られます。)jpeg画像に変換してウェブに上げてしまうので、劣化して、金網模様は識別できませんが、これだけ緻密なパターンが存在していることは分かります。
 これに対して、図3は現時点でのNASAのサイトにある(CPP166の図4に対応する)画像について、2の値だけ赤で置き換えたコンター解析です。
 明らかに、背景が切り取られて、完全な黒に置き換えられています。

図2 ウェブのCPP166 fig05によるコンター解析 (2の値だけ赤)

図3 現在のNASAサイトによる画像によるコンター解析(2の値だけ赤)

 [コンター] ページのスイッチ

 [コンター] ページのスイッチを図4にまとめました。

図4 [コンター] ページのスイッチ

 (a) リセット この図形はリセットマークです。
 (b) 範囲指定 濃淡値の範囲を3種類の方法で指定することができます。その一つ目は [アポイント] をクリックして、この操作を有効にし、画像の特定箇所を何度かマウスで左クリックして、その範囲を調べます。このときの [実行] は 4)操作の [制限全範囲] となります。
 2つ目の方法は、[アポイント] は指定せずに、その下の帯スイッチと、左右のダイアモンドスイッチを使って、開始値と終了値を指定するものです。これも、[実行] は 4)操作の [制限全範囲] となります。
 3つ目の方法は、minもしくはMaxの数値箱をクリックして有効に、(g) 電卓を使って値を指定するというものです。
 (c) 描写間隔(飛値, ステップ) デフォルトは8です。右の上下ダイアモンドスイッチで、この値を換えることができます。最小値は1で、そこから増やすと、3, 5, 7, …の奇数値となります。
 (d) 配色 配色は7パターンあります。次の「配色のサンプル」を参照してください。
 (e) 操作 [制限全範囲] のとき、範囲指定で [a, b] となっているとき、この範囲で、ステップごとにコンターを描きます。
 [scan 0] では、値0から始めて、ステップごとに、一つずつコンターを描きます。
 [消去] は、文字通り、コンターを消去します。
 (f) KEEP(一時保存) KEEP.bmpに解析画像を一時保存します。このときの解析画像を外部保存するときは、このKEEPで画像を固定して置き、[ゴブリンアイ(G.アイ)] のページへ飛んで、そこの [保存] を使って「名前をつけて保存する」ダイアログボックスを呼び出します。
 (g) 電卓 範囲指定の数値を指定するために用います。

 配色のサンプル

 図5に「配色の違いとそのサンプル画像」をまとめておきます。

図5 配色の違いとそのサンプル画像

 (Written by KLOTSUKI Kinohito, September 23, 2016)

 

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