ゴブリンアイズ (27) 「色目(カラーアイ)」マニュアル

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)


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 色目(カラーアイ)解析ページを新設しました

 色目(カラーアイ)解析は、猫目(キャッツアイ)解析における赤、緑、青の、3つの色成分ごとに猫目解析を行なうものです。

 「猫目(キャッツアイ)」解析ページのスイッチ

 次の図1は、「色目(カラーアイ)」解析ページのスイッチです。

図1 「色目(カラーアイ)」解析ページのスイッチ

 (a) リセット このページでの設定をデフォルト状態に戻します。
 (b) 画像呼出 ビットマップ画像を読みこむためのダイアログボックスを呼び出します。
 (c) 色の指定 ここで色の指定を行って、このあとの、モードとタイプとゾーンの値の行く先を決めます。
  [set RGB] は3色いっかつで指定します。
  [Red] は赤色成分だけを指定します。
  [Green] は緑色成分だけを指定します。
  [Blue] は青色成分だけを指定します。
 (d) モード モードとして、Hard(硬)とSoft(軟)の2種類があります。
  Hard(硬)モードでは、猫目のゾーンの(濃淡値としての値の)前後の区間が、完全な黒と白になります。
  Soft(軟)モードでは、もとの濃淡値と黒、もとの濃淡値と白の、それぞれの平均値の濃淡値となります。ですから、暗いところは、さらに暗くなりますが、完全な黒とならず、その部分の描写は残ります。明るいほうも、より明るくなりますが、完全な白とはならず、かすかにグラデーションが残ります。
 (e) タイプ タイプとして、Light(明), Contrast(対照), Dark(暗) の3種類があります。
  Light(明)では、全体が明るくなります。
  Contrast(対照)では、暗いほうが、より暗くなって、明るいほうが、より明るくなります。
  Dark(暗)では、全体が暗くなります。
 (f) ゾーン ゾーンの種類のおおまかな分類として、次の4種があります。
  ゾーンが全体なので何も変化がないもの … a
  ゾーンの前後に暗部と明部をもつもの  … b〜j
  暗部とゾーンのみ           … k〜n
  ゾーンと明部のみ           … o〜r
 (g) 3色のデータ 
  これまでに指定した3色のデータが表示されます。
  ここにあるダイアモンドスイッチと帯スイッチを操作して、任意のゾーンを指定することができます。
  ただし、モードとタイプは、ここでは指定できません。上にもどって、(1) 色の指定、(2) モード、(3) タイプ、(4) ゾーンの順で指定しなおしてください。
 (h) 実行 解析を行い、その結果を表示するためのスイッチです。
 (i) KEEP/SAVE  [KEEP]は画像を一時保存(KEEP)します。
  [SAVE]は、「名前をつけて保存する」ダイアログボックスを呼び出します。

 解析の流れ(1)全色いっかつ指定

 基本的な操作として、全色いっかつ指定の手順について説明します。

図2 解析の流れ(1)全色いっかつ指定の手順

 (1) [色目] ページの [1] 色の指定のところにある [set RGB] をクリックします。(図2(a))
 (2) [2] モードで [Hard(硬)]か[Soft(軟)]を選びます。このときのデフォルトは [Soft(軟)] です。
 (3) [3] タイプで [Light] [Contrast] [Dark] の中から一つを選びます。デフォルトは[Contrast] です。
 (4) 小文字のa〜rが付いているゾーンから、一つを選びます。(図2(b))
  デフォルトはaの、 [黒][瞳部分][白]◇[0][0-255][255] ですが、これだと何も変わりません。
 (5) [実行] をクリックします。(図2(c))

 ただし、この操作だけだと、 [猫目] 解析と同じものになります。

 解析の流れ(2)赤緑青の色ごとによる指定

 [猫目] 解析ではなく、わざわざ [色目] 解析というページを新たに構成したのは、赤緑青の3色の、それぞれについて、べつべつの指定ができるようにするためです。
 次の図3を使って、この方法の手順を説明します。

図3 解析の流れ(2)赤緑青の色ごとによる指定の手順

 (0) (a)の初期状態から始めます。
 (1) [Red] をクリックして、赤色の指定状態にします。
 (2) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図3(b))
 (3) [Green] をクリックして、緑色の指定状態にします。(赤色の指定は自動的に解除されます)
 (4) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図3(c))
 (5) [Blue] をクリックして、緑色の指定状態にします。(緑色の指定は自動的に解除されます)
 (6) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図3(d))
 (7) [4] [ 実 行 ] をクリックします。(青色の指定は自動的に解除されます)(図3(e))  帯スイッチa〜rの下に、3色の指定を示すダイアモンドスイッチと帯スイッチがあります。
 これらの下の行で [タイプ][ゾーン開始値]〜[ゾーン終了値][モード] のデータを示しています。

 解析の流れ(3)全色いっかつ指定の後、帯スイッチで調整

 タイプとモードを共通にしておいてよいのであれば、もう少し手っ取り早い方法があります。

図4  [実行] → 全色いっかつ指定の後、帯スイッチで調整したときの解析結果

 (1) [1] 色の指定で [set RGB] をクリックします。
 (2) [2] モードと [3] タイプを選び、ゾーンをb〜r から一つ指定します。
 (3) 赤緑青の、それぞれの帯スイッチのゾーン境界あたりをクリックするか、左右についているタイアモンドスイッチ(2分割されています)をクリックして、ゾーンの開始値や終了値を移動させます。
 (4) [4] [ 実 行 ] をクリックします。

 実は、(3) と (4) を入れ替えることもできます。
 先に [実行] 状態にしておいてから、色のゾーン指定スイッチ(帯スイッチとダイアモンドスイッチ)を操作すると、そのときどきの解析結果が表示されます。

 おことわり

 この「猫目」解析ページが装備されているのは、ゴブリンアイズ84のバージョン2.04以降のものだけです。  普及版のゴブリンアイズ28にはありません。  (Written by KLOTSUKI Kinohito, January 30, 2017)

 

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