c29 胆のうガンとの闘い (11) 2019年6月1日〜6月9日(1日追加)

田中 毅(TANAKA Takeshi @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 私がガンと闘うためにどのようなことをしてきているのかを、まとめます。
 今回の事件は、何の前触れもなく始まりました。
 これまでになく、激しい痛みのため、一日中(あるいはそれ以上)横たわっていなければなりませんでした。
 はじめ、このページは6月8日まででしたが、このときの事件に関係する事象が6月9日に現れましたので、6月9日を追加します。

 2019年6月1日

 6月1日(土) 0時30分〜2時00分 DVD「1911」を見る。どう考えてみても、この映画の主役は、ジャッキー・チェン演じる黄興ではなく、孫文を演じるウィンストン・チャオ。こちらにもっと焦点をあてて構成すれば、とてもいい映画になったのに。
 4時30分 起床 朝食(ブドウ、チーズ、スープ×2、卵かけ玄米)。
 5時12分 37.2度。
 6時50分〜8時30分 家から皇子山陸上競技場へ移動。自転車を車に積んで、湖岸にある無料の駐車場まで行き、そこから競技場までは自転車で。
 この日は、滋賀県のインターハイ陸上の最終日。その前の2日間、私は胆汁大量放出のため、動けなかった。インターネットで試合の結果を確認したところ、 ej01 走り幅跳びの踏切板で音を立ててはいけない で指導した高校生が、記録を大幅に更新して入賞していた。
 私が言葉だけで説明した、走り幅跳びの踏切での感覚が、少しは分かったのかもしれない。
 直接見ることができていたら、そのことも分かるのだが、あとからでも、聞けば分かるだろう。
 自転車を(いつものように)競技場の入口付近に停めようとしたら、競技場の管理人から、そこはだめだと言われたため、大会の関係者に駐車可能な場所を確認した。
 「田中先生!」
といきなり名前で呼ばれた。35年も前に出会ったことがある、近くの高校の先生だった。
 私の教え子が高校の先生になっていて、この大会でも役員をしているということに、さっそく彼は思い当たり、探してきて呼び出してくれた。
 事務所前のエントランスで待っているとき、表彰式のために生徒が待つところの、そばの椅子に、見知った顔を見つけたので、近づいてゆき、旧姓で呼びかけた。
 「えっ? 信楽の方ですか?」
と聞いてくる。私のことが分からないらしい。
 「おいおい、オレがオマエに、走り幅跳びのほんとうの踏切を教えたんじゃないか」
と言っても、まだ気がつかない。
 「オレが十種競技で、オマエが七種競技で、ここで県選手権に出たこともあっただろう?」
 やがて、(女性の)教え子が現れた。
 彼女が中学生だったとき、私と同じ身長だったが、さらに伸びていた。
 息子が高校二年生になっていて、さらに高いという。
 身長の話をしていたら、走り幅跳びの踏切を教えた(女性の)教え子が
 「ちょっと縮みました?」
と聞いてきた。
 「それを聞く?」
 彼女はにやにや笑っている。
 「ああ、歳とって1cm縮んだ。ショックだった。」
と正直に答えた。
 つもる話はたくさんあるのだが、1人ずつ話していると、彼女らの審判の仕事にさしさわるので、名刺を渡して
 「ホームページを見て…」
と言っておく。
 私のホームページを見れば、スポーツ解析で、陸上競技についてのいろいろなことを研究しているということが分かるだろうし、実名でまとめている、田中毅闘病記で、私が胆のうガンになっていることも分かるだろう。
 二人の(教え子の)女性と別れ、本日も審判長を務めている知人や、何人かの知人とあいさつし、本来の目的である、言葉だけで走り幅跳びの踏切について指導した(男子)高校生を探した。
 いくつか質問して、どこまで感覚がつかめているのかを聞き取り、さらに詳しく、理想の踏切技術について、やはり言葉で説明した。
 この日の目的の二つ目は、この高校生に説明した日と同じ日の夕方、練習に来ていた円盤投の(男子)高校生が、どれだけ技術を理解して、記録を伸ばしてゆけるかを、実際に見ることだった。
 ささやかなドラマを見させてもらい、入賞して試合がまだ続くので、名刺を渡しておき、ホームページを見るように言っておく。
 この数日後、私はグーグルから評価されないだろうと知りながら、ej04 シルベスターとダネクの円盤投 をまとめた。
 そのあとも一日中、強い日差しの下で競技を観戦し、すっかり日焼けしてしまったが、基礎体温が高いことと、(食物繊維をのぞく)炭水化物をほとんど摂っていないため、汗をほとんどかかなかった。
 私は熱中症にはならない体になっている。
 最後のレースである4×400mリレーを見て、自転車で帰ろうというとき、知人を見つけて声をかけた。かつてスポーツの森で出会ったとき
 「オマエ生きてたんか?」
と言い放った知人である。彼と私は高校生の時、三段跳でいっしょに競技した。とはいえ、私は走り高跳で県一位をキープしていたので、三段跳は余技でよかった。14m台を記録していつも優勝していたのは彼のほうだ。
 見ると、ずいぶんとやつれてしまっている。他人ごとではないが、同い年なのに、私よりずうっと老けて見える。
 教師たちの定年は60歳だが、65歳までは再雇用される。
 彼は、それを最後までやらず、1年前に辞めたそうだ。
 どこかで聞いたようなストーリーだった。
 彼はフィールドの審判長なので、このあとの閉会式に出る必要がある。
 名刺を使い切っていたので、財布に入っていたレシートの裏に、私の電話番号とホームページのアドレスをメモして渡し、ホームページを見るように言っておく。
 自転車で帰る途中に大津のバローがあったので、午後の3時ごろだったが、食材を買って、昼食(リンゴ、バナナ、豆乳、フルーツトマト)。
 19時〜20時 家で夕食(カツオの三和土、ホタテの貝柱、もやし、キャベツのコールスロー、トマト、豆乳)。
 20時05分 37.2度。
 胆のうのまわりは、あまり痛くない。昼頃、見るべき競技もなかったので、競技場の外にある、ささやかな公園の平たいベンチに横たわって休んだときは痛かった。

 2019年6月2日〜6月5日

 6月2日(日) 3時30分 起床 36.0度。
 腹はとくべつ膨らんでいない。やや平たく、鎧のような形の腹筋のまま。痛みは特にない。こんな状態だとトレーニングができるかも。
 6時 朝食(記録なし)。
 7時〜10時 c27 胆のうガンとの闘い (10) 2019年5月24日〜5月31日 制作。
 10時00分 36.9度。
 11時〜15時30分 実家の信楽に行き、母を連れ出して、映画「空母いぶき」を見る。
 16時30分 夕食(カツオの三和土、貝柱、ワカメ、キャベツのコールスロー、トマト、アサリの佃煮で玄米)。
 16時40分 36.0度(これでいいのか?)。
 炎症は起こっていなさそう。
 17時00分 眠る。
 6月3日(月) 1時起床 朝食(1)(日本茶、牛肉入りスープ×2、バナナ)。
 1時41分 37.1度。
 腹はとくに痛くない。さほど胆のうも膨れていない。胆管も通じていて、食事のつど胆汁を出せるようになってきたのかもしない。そうだといいが。
 DVD「永遠の僕たち」を見る。加瀬亮が幽霊役で出ている。特攻隊の青年だった。ここがキーポイントとなる。
 5時45分 36.5度。
 6時20分 朝食(2)(牛肉・シイタケのスープ、キュウリ、オレンジペコで紅茶、86%カカオのチョコート3個)
 6時40分 37.7度(急上昇)。
 7時10分 38.7度(新記録)。アサリの佃煮で玄米をここで食べたら、37.9度。再度測って37.8度。まあまあ普通の基礎体温となる。
 このあと雑務を5件こなす。
 11時22分 37.1度(活動中にしては、まあまあ)。
 胆のうなど、腹の中は痛くない。普通に暮らしてゆける状態。
 少し昼寝。
 14時50分 ゆらら(温泉)へ。入浴前 37.1度 73.4キログラム 入浴後 37.3度 72.3キログラム。16時20分 血圧 131/77(106拍)。
 17時00分〜17時40分 夕食(アサリの佃煮で玄米、トウガラシ入りカレーで玄米、紅茶、豆乳、ブドウ)。
 17時50分 37.1度。
 DVD「ポテチ」を見る。68分の映画。短い!
 19時40分 37.3度(あまり変わらず)。 眠る。
 6月4日(火) 0時30分 起床。 朝食(1)(ブドウ、スープ、ホットバナナ)。
 1時15分 37.0度。
 〜4時10分(2時間55分) ej04 シルベスターとダネクの円盤投 の書き込み。
 4時10分〜4時30分 朝食(2)(ホッケ、野菜のカレーで玄米、日本茶)。
 4時35分 37.1度。
 〜5時55分(1時間20分) ej04のウェブオン。
 6時20分〜7時20分 眠る。
 7時25分 36.2度。
 DVD「CHEF(シェフ)」を見る。Good Taste!
 10時18分 36.9度。
 11時05分〜 昼食(1)(アサリの佃煮と生卵で玄米、シチュースープ、キュウリ)。
 11時10分〜14時10分(3時間) 昼寝。
 昼食(2)(酢味噌でワカメ、夏みかん、チーズ、86%カカオのチョコレート4片、ハイビスカス基調のハーブティー)。
 14時50分 37.4度(普通のような、普通ではないような)。
 15時50分〜17時20分 昼寝。
 夕食(カキの酒蒸し×5個、夏みかんのスムージー)。
 19時00分 37.4度。眠る。
 6月5日(水) 1時 起床。DVD「アストロノーツ・ファーマー」(後半の1/2)を見る。
 2時 36.5度(普通)。
 3時〜3時20分 朝食(1)(梅干し2個と卵2個入り出汁味玄米雑炊×3杯)。
 3時20分 38.3度(温かい雑炊の影響?)。眠る。
 6時50分 資源ごみを出しにゆく。
 7時00分 朝食(2)(ホット豆乳×1、スムージー×2)。
 7時19分 36.5度。
 〜9時20分 ej05 ブライアンオールドフィールドの回転式砲丸投 の書き込み。
 朝食(2)(糖類0%麺を肉スープに入れた中華そば×2杯)。
 9時40分 37.4度。
 〜10時10分 ej05のウェブオン。
 11時40分〜14時00分 映画館で「ゴジラ」を見る。キングギドラは宇宙生物らしい。それにしても生物の基本設計を無視している。ラドンやモスラも出てくる。他に、名もなき怪獣がわんさか。いったいアメリカのプロデューサーや監督は何を考えているのやら。
 昼食(トマト・バナナ・キュウリ・もやしのサラダ、酢味噌のワカメ)。
 15時15分 37.1度。
 気温は高いが、長そでシャツとズボンで外出している。苦にならない。胆のうはやや膨れているが痛くない。
 〜17時00分 昼寝。
 〜20時30分 DVD「天才スピヴェット(T.S.SPIVET)」を見る。「ゴジラ」よりずうっと面白い。
 20時32分 37.2度(コンスタント)。眠る。

 2019年6月6日〜6月8日

 6月6日(木) 3時 起床。3時〜4時30分 DVD「サンバ」を見る。
 5時〜6時 朝食(1)(玄米カキ雑炊、ホウレンソウのお浸し、ブロッコリーのお浸し)。
 5時40分 37.3度(とくに高くも低くもない。正常人の基礎体温になってきた)。
 5時40分〜7時35分 眠る。
 ゴミ出し。町内の小さな愛宕神社の榊の世話。家の植木の世話。土を4mmの篩でふるって細かくし、杉の葉とバラの小枝で挿し木。
 9時00分 36.7度(活動中なので、これくらいでOK)。
 朝食(2)(玄米カキ雑炊×2杯)。
 県立図書館へ行き、オラフ・ステープルドンの「スターメイカー」と「シリウス」を借りる。
 フォレオの大垣書店で、「薬剤師は抗がん剤を使わない」[18]、「薬を捨てる 糖尿病を治す」[17] を買う。
 14時00分 スムージー豆乳×3杯。36.0度(スムージー豆乳のせいで冷えたらしい)。
 「薬剤師は抗がん剤を使わない」[18]を読む。
 17時00分 玄米を炊く。あらかじめ洗って干してあったので、乾煎りして圧力釜で炊く。
 夕食(ホッケ、納豆と生卵をかけて炊き立て玄米、カリフラワー、トマト)。
 17時28分 38.2度(おお、高い!)。
 プリンスオブウェールズのティーバッグ版を買う。DVD×4を借りる。
 19時15分 37.1度(安定)。
 17時ごろ、腹筋20回は痛みもなくできた。このとき腹直筋は、胆のうを包むのではな、ほぼ平たくなって、上から胆のうを押さえていた。
 夜 外部からのホームページ更新の仕事の依頼がメールで来ていたことを確認した。が、確認しただけ。すぐに何かできる状態ではない。眠る。
 6月7日(金) 2時 起床 朝食(1)(ブロッコリーと酢漬け鰯と卵の玄米雑炊×2杯、あさみや茶)。
 目覚めると、左の腹の中のほうに痛みがある。朝食を作って食べてみると、痛みが少し和らいだ。胃が空っぽで、十二指腸もそうで、胆汁が少し出たのかもしれない。
 2時27分 37.3度(とくに高くもない)。
 眠る。4時30分 36.4度。
 眠る。6時00分 35.7度。
 腹の左の痛みが消えてきた。
 DVD「THE 5TH WAVE」を見る。B級SFだが、よくできている。引き込まれた。
 8時00分 朝食(2)(雑炊×2杯)。36.4度(普通)。
 胆管の辺りに痛み。胆のうの部分は痛まない。いよいよ終局か。それとも反撃されているのか。
 8時47分 36.8度(やや上昇)。
 安静にしていると痛まないが、歩くと、胆管の辺りが痛む。かなりの痛みなので、ちびりちびりとしか歩けない。気分が落ちこむ。今日は雨。
 11時00分〜12時00分 外部のホームページの更新作業。
 12時00分 36.3度。
 椅子に座って仕事はできるが、歩くと、胆管辺りが痛い。とくに激しい炎症でもなさそうだが、痛みが局所的に集中している。
 昼食(厚切りチーズ、トマト)。
 12時50分 ワン切りコールがあった。36.5度。
 歩くと痛い。ベッドで静養する。
 DVD「ANNIE」を見る。とても心が豊かになる。なるほど名作だと思う。これは黒人版のアニー。キャメロン・ディアスが憎まれ役で出ている。落ちぶれた女優という設定。これも見ごたえがあった。
 15時10分 突然の大雨。どしゃぶり。挿し木の苗を避難させる。37.4度(これはアニーの影響か)
 昼寝。
 17時30分 夕食(@ブロッコリー・トマト・キュウリ・もやしのサラダ、A昆布と干シイタケの出汁で、トマトとブナシメジのすまし汁、B玄米ご飯)。
 17時50分 37.7度(さらに上がる)。
 DVD「グレース・オブ・モナコ」を見る。ニコール。キッドマン主演。モナコの文化やしきたりを学んでゆき、自分の影響力を高めて、それをモナコという小国のために生かしたストーリーに感動する。
 19時52分 37.4度(やや下がる)。
 まだ胆管辺りは激しく痛い。歩けない。外出なぞ無理。明日は、この痛みが消えてくれるとよいのだが。信じてゆくしかない。免疫細胞たちは、よくやってくれている。決して、ひるむことなく。
 c28 糖尿病は治せる病気だと示してください を書き上げてウェブオン。
 21時40分 37.3度(また少し下がる)。
 この日の胆管あたりの激痛は、これまでにないレベルだった。何が起っているのかよく分からない。胆管部分で敗れて体腔へ胆汁が出た形跡はない。胆のうにたまっていた大量の胆汁が、一気に十二指腸へ出たときの感覚とも違う。歩くだけでなく、寝返りをうつだけでも痛む。完全に想定外だ。
 夜、眠るときになっても、痛みの状態は、ほぼ変わっていなかった。
 救いは、3巻のDVDを見たことだ。これらを借りていなかったら、痛みを忘れることができず、一日中ベッドの中で苦しんでいたことだろう。
 DVDの「50/50」のシーンであったように、手術で使うモルヒネを使えたらと思ったが、そんなものは体験したことはなかった。とにかく、耐えるか、忘れるか、なんとか眠ってしまうしかなかった。
 6月8日(土) 4時起床 朝食(1)(紅茶、あさみや茶、昨日の豆腐のすまし汁を味噌汁に変えて卵と玄米を加えた雑炊×2杯、干バナナ) 〜5時34分。
 胆管の痛みはあいかわらずあるが、昨日より軽くなっている。ゆっくりであれば、歩くこともできる。
 5時40分〜7時00分 c29(これ)を書き込む。7時00分 36.3度。
 少し痛みだしてきた。しぶとい!
 ワード(Word)が狂った。途中から突然、改行が続けておこなわれ、止まらなくなった。何これ?
 9時00分〜9時30分 朝食(2)(雑炊×2杯)。このあと、カナダの冷凍ワカサギ、冷凍イカ、トマト、キュウリ、もやし、ココナッツミルクを入れて、ごった煮スープとする。ここでは食べていない。
 9時38分 36.9度。少し休む。
 10時50分〜12時45分 c29(これ)を書き進む。
 12時45分 37.0度。
 ずうっと座っていたら、胆管辺りの痛みを感じなくなってきたので、車で外出する。
 (1) Book off でビートルズの青版を買う。
 (2) ベイシアへ行き、カカオ70%、86%、95%のチョレコートを買う。
 このとき、やはりまだ歩けないことに気がつく。(2)では、最後にトイレに行って、排便したが、それほど出はしなかった。腸の中とは無関係に、やはり、胆管辺りのガン細胞が苦しんでいるらしい。
 車に戻って、田舎道のコースを走るが、ドライブも困難になっている。途中で、左に少し広くなっているところがあったので車を停め、運転席のシートを後ろに倒して休むことにした。
 しかし、この姿勢では、思ったほど楽にならなかったので、シートを起こし、軽く座る形にし、静かに呼吸を意識した。痛みがあるので深呼吸はできない。
 腹の中で胆管辺りが、もっとエネルギーをよこせ、とばかりに、激しく脈うっている。
 痛みが去るのを待つ。
 かろうじて運転できそうなので、家に戻る。
 初めは (3) ゆらら(温泉) を予定していたが、とても無理だった。
 15時10分 36.3度(これは皮肉にも異常なし。異常は局所的なものらしい)。
 15時10分〜16時50分 昼寝用の布団で横たわる。安静にして、しかも眠れたので、かなり痛みが消えてきた。
 16時53分 37.4度(目覚めの基礎体温としては1度ほど高い)。
 干してある洗濯ものをとりこむが、歩くと少し痛みだす。もっともっと静養しておかないと。
 17時〜19時30分 DVD「SHORT TERM 12」を見た。重厚な素晴らしい作品。
 19時44分 38.2度(かなり温まっている。ちょっと炎症ぎみかも)。
 腹は静かにしていると痛まないが、活動的になることは出来ない。
 c29(これ)をウェブオン。眠る。
 (Written by TANAKA Takeshi, June 8, 2019)

 2019年6月9日

 6月9日(土) 1時 起床
 ゆうべ眠るとき、右に向いて寝るか、左に向いて寝るか、痛みをこらえながら試してみたが、けっきょく、そのいずれも痛みが激しいので、上を向いて寝ることにした。この姿勢が、もっとも痛みが少ないと感じられたからである。
 1時に目覚めると、まったく同じ姿勢で、上を向いていた。20時ごろから1時(25時)までなので、5時間だったが、よく眠れた。腹の中の痛みは、かなり沈静化していた。
 朝食(1)(トマト、豆乳)。
 1時10分 34.5度(低すぎる。冷たい豆乳を飲んだせいだろう) もう一度測ったが、34.6度(やはり低い)。これは何?
 もう一度ベッドの中に入り、上を向いて布団をかぶった。ふと、右手を腹にあてると、膨らみが、かなり平らになっている。眠っている間に胆汁を出してしまったのだろうか。ゆうべは夕食を摂っていないのだから、胆汁を出す必要もなかったはず。
 コンピューターに入れてあるビートルズの青版の1枚目を聞く。2時00分 37.0度(戻った)。
 同じく2枚目を聞く。3時50分 37.2度(安定)。
 DVD「君が生きた証 RUDDERLESS(舵無し)」を見る。このストーリーの状況設定が、後半になって、両親が亡くなった息子の墓の落書きをシンナーで拭き落とすシーンのところまで分からなかった。マスコミが父親を追いかけたこと。会社で冷遇され、仕事を続けさせてもらえなかったこと。これらの謎が、やっと解けた。ただの映画ではなかった。
 6時00分 37.5度。
 朝食(2)(ごった煮×1、ふりかけで玄米ご飯)。
 トイレ → 大便が分散していた。昨日、雑炊しか食べなかったからか。それでも、大腸が正常なら固まるはず。ゆうべ寝ているとき、きっと大腸は正しく働けなかったのだと思う。下痢というほどひどくはない。
 6時40分 37.4度(コンスタント)。
 このままベッドで横たわり、腹の痛みが少なくなるのを待った。
 8時40分 表に出ると、ちょうど、町代が歩いてきて
 「行きましょうか」
と声をかけてきた。
 9時から、小学校の正門前で、この区の防災訓練がある。
 80歳台の町代より、さらに遅い歩みで、小学校の正門へと向かう。
 ここまでは歩けた。
 まだ、今年の区長と、防災リーダーと、町代と私しか来ていなかった。
 10分前、5分前でも同じ。
 このあたりの人は、9時から、というと、9時ちょうどに集まる。
 なんとか20名くらいになって、防災訓練が始まった。最初は家庭に設置してある消火器の使い方。本物が使われる年もあったが、今年は水消火器だけで数本。@ホースを外して持ち、A安全ピンを抜いて、B抱えあげてから、C狙いを定めて、Dレバーを握る。@とAを入れ替えるひとがたくさんいた。水消火器を使い終わったあとは、地面に設置してある消火栓の鉄のフタを持ち上げ、中の消火栓に器具を取りつけて、ホースをのばし、水を飛ばす訓練である。私は今年、この消火栓の所に陣取り、合図に従って、栓を開けたり閉めたりするのを受け持った。右手を上にあげれば「開け」、横に水平に伸ばせば「閉めろ」という、動作による指示方法があることを学んだ。
 10時00分にすべての訓練が終わり、家に戻った。
 10時05分 赤茶色の尿が出た。
 やはり胆汁が大量に十二指腸へ出ていたのだ。ただし、いつのことか分からない。眠っている間だったのか。それとも、眠るまでのことなのか。
 大腸で水分が吸収され、腎臓でろ過され、膀胱に送られたのが、この赤茶色の尿である。
 6月7日の2時ごろから痛み出している。ここからだと、2日と8時間かかっていることになる。それは違うと思う。その間も小便はしたが、こんなに色づいてはいなかった。
 30時間経過して出る という仮説が間違っているのかもしれない。
 10時10分 36.4度(防災訓練の活動をしたので、これが平熱だろう)。
 1時間ほど防災訓練で外にいて、歩いたりしたが、あまり痛まなかった。腹はあまり膨れていない。
 朝食(2)(チーズ2片、プリンスオブウェールズの紅茶)。
 10時20分〜12時00分 昼寝用の布団(中庭を見ることができる。また、暑いときの風通しがよい)で昼寝。だいぶ楽になった。
 12時00分 37.2度。
 12時30分 まだ赤茶色の尿がでる。少しは色が薄くなった。
 13時45分 ゆらら(温泉)へ。入浴前 36.9度 74.1キログラム(思ったほど減っていない) 入浴後 38.2度 73.4キログラム。
 14時15分 血圧 135/75(100拍)。
 畳の間でプロ野球の交流戦をやっていたのを、最前列で横たわって見る。とちゅう、男の子が二人、テレビの前で立って、パンをかじりながら、画面の誰かに向かって、空手の足蹴りをしている。親もいるはずだが、何も注意しない。
 「ボク、そこで立っていたら、後ろの人が見えないだろ」
と言う。ここは、とてもやさしく振舞えた。自分でも信じられない。もし、腹が痛まず、すぐに立ち上がれるのなら、きっと、二人の頭をげんこつでたたいて、怒鳴り散らしたことだろう。親を呼びつけて説教したかもしれない。あああぁ、近頃の親は、公共の場所で、どのようにすればよいのか分かっていない。
 別の日のことだが、流されているドラマを見ていたら、風呂から出てきた老人が、チャンネルを突然変えて、バラエティ番組にしてしまった。これも非常識だ。大人も分かっていない。ここは自分の家ではないのだ。
 ベイシアで、肉、魚、果物、野菜を買う。
 夕食(オーストラリアの牛肉でステーキ、リンゴ)。
 17時50分 38.0度(おお! 牛肉のステーキは、こんなに効くのか)
 新たに借りたDVD「ミュータント・タートルズ」を見始めるが、それほどおかしくもなく、退屈してきたので、途中で取り出し(こうすると、次は、ここから始まる)、コンピューターをダウンさせる。
 18時30分 眠る。
 (Written by TANAKA Takeshi, June 10, 2019)

 参照資料(関係分)

[1] 「がん」では死なない「ガン患者」、東口高志・著、光文社新書818, 2016-5-20初版
[2] 「がんが自然に治る生き方」、ケリー・ターナー・著、長田美穂・訳、プレジデント社・刊、2014-11-23初版
[3] 「免疫革命」、(元新潟大学大学院 医学部教授)安保徹・著、講談社インターナショナル・刊、2003-7-11初版
[5] 「炭水化物が人類を滅ぼす」糖質制限からみた生命の科学、夏井睦(なついまこと)・著、光文社新書663、2013-10-20初版
[7] 「ケトン体が人類を救う」糖質制限でなぜ健康になるのか、宗田哲男(むろたてつお)・著、光文社新書786、2015-11-20初版
[11] 免疫栄養ケトン食で がんに勝つレシピ、管理栄養士 麻生れいみ・著、医学博士 古川健司・監修、光文社・刊、2017-8-20初版
[12] 「がんの嫌がる食事」、丁宗鐵(ていむねてつ)・著、三省堂書店・刊、2013-12-25初版
[14] 「ケトン食ががんを消す」古川健司・著、光文社新書847、2016-10-20初版
[15] 「炭水化物が人類を滅ぼす 【最終解答編】 植物VS.ヒトの全人類史」 夏井睦・著、光文社新書911、2017-10-20初版
[16] 「免疫力を自分で上げる本」、主婦の友社・編、株式会社主婦の友社・刊、2018-12-20発行
[17] 「薬を捨てる 糖尿病を治す」、栗原 毅・著、廣済堂出版・刊、2018-11-12初版
[18] 「薬剤師は抗がん剤を使わない」、宇多川久美子・著、廣済堂出版・刊、2017-1-25初版

 

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