オパール・パラゴナイト/ドロテツ・ドロマイト

オパール・パラゴナイト 若手の宝石磨き。若手といっても、ドロシーと比べたもの。年齢は分からない。アルビノのアホロトール型シナモンなので、色白で幼形成熟する傾向がある。オパールのオは、パセリ星E領域の某地方で姓の前につける接頭辞。元来は子孫の意味。よって、厳密に言うと、パール・パラゴナイトなのであるが、シナモン社会の慣例によって、オパールで通用している。パラゴナイトとは雲母粘土鉱物に関係の深い雲母のこと。おそらく、出生地で多く産出されていたのだろう。イザナミ支局の共同体書記。

ドロテツ・ドロマイト (自称)石の芸術家。羊皮紙を右から左に運び、それにあわせてシナモンを右から左に連れてゆき、再度、羊皮紙が左から右に運ばれたとき、いっしょに左から右に戻されたシナモンの背中に、その羊皮紙を貼りつけるという、エンドレスなユーラ再生産が可能な(一生安泰な)仕事を、周囲の反対を押し切って辞め、石の芸術を志して、この町に流れてきた。コリアンダーと共に新春親睦旅行の下見にゆく。

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黒月樹人(treeman9621.com)「天国にいちばん近い町」より