カントール集合

黒月樹人 (KULOTSUKI Kinohito)

まず、長さ1の線分を考える。次に、それを3等分して、中間の1/3の部分を取り除く。残っている線分について、おのおの、それらを3等分して、中間の1/9の部分を取り除く。こうして、残っている短い線分を3等分したときの、中央部分だけを取り除く操作を無限に続けたときの、孤立した無限個の点(ほんとうは、無限小の線分)の集合のこと。

神(と呼ばれている存在)が、おのれを分割してゆき、この世界をつくられたときの、やりかたに、とてもよく似ている。シナモン一匹ずつのなかにも、神がいる、と語られることの、わけ(理由)でもある。

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黒月樹人(treeman9621.com)「天国にいちばん近い町」より